11月8日は「いい歯の日」!よりラクに、より美しい歯を作る最新注目アイテムは?
11月8日は「いい歯」の日。この機会に歯の健康を見直しましょう。とはいえ、オトナ女性は忙しくて、そうそう頻繁に歯科医院に通うことはできないですよね。そこで提案したいのは、自宅で手軽にできる、ガムを噛んだり、歯にペーストを塗ったりする方法です。予防ケアができるうえに、選んだり使ったりするうちに楽しくなるアイテムをご紹介します。
11月8日は「いい歯」の日 歯の健康を守るには?
「いい歯の日」とは、日本歯科医師会が1993年より11月8日を「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせで設定したもの。同会はこの日に合わせて国民へとさまざまな歯科保健啓発活動を行っています。
そんないい歯の日をきっかけに、むし歯予防など歯の健康を守る意識を高めましょう。
近年は「キシリトール」や「CPP-ACP」などの成分が配合されている歯のケアアイテムを見かけますよね。これらを活用して効率的に歯の健康を守りたいものです。
でも、キシリトールは聞いたことがあり、歯磨き粉やガム製品などでおなじみですが、CPP-ACPはあまり聞いたことがなく、「何のこと?」と思った人も多いはず。この機会に知っておきましょう!
「CPP-ACP」ってどんな成分?
CPP-ACP とは、
牛乳由来の成分で、乳タンパクからできた CPP と非結晶リン酸カルシウム(ACP)との
複合体のこと。
オーストラリアのメルボルン大学歯学部エリック・レイノルズ教授により25年以上研究されている成分とあって、どうやら歯の健康に深い関わりがあるようです。
実は「CPP-ACP」には、「むし歯の始まり(脱灰)抑制」「再石灰化を促進」「耐酸性を増強」の3つの働きで、歯を丈夫で健康に保つのに役立つことがわかっているのです。
1.むし歯の始まり(脱灰)抑制
むし歯の始まりとは「脱灰(だっかい)」と呼ばれる状態のこと。脱灰とは、口内にいる細菌が生み出す酸によって、歯の表面にあるエナメル質の内側から、ミネラルが溶け出してしまう状態を指します。ミネラルとは、リン酸カルシウムのことです。
CPP-ACPには、脱灰抑制の効果があり、酸によってミネラルが溶け出すのを抑えてくれるそうですよ。
2.再石灰化を促進
それだけではありません。「再石灰化」も促進してくれます。再石灰化とは、脱灰によって歯のエナメル質の内側から溶け出したミネラルを再び歯に戻す働きのこと。CPP-ACPはその再石灰化を強くするのに役立つのだそう。
3.耐酸性増強
さらに、CPP-ACPによってミネラルを補給された歯のエナメル質は、むし歯の原因となる酸への耐性を増強する働きもあるのです。
CPP-ACP配合歯磨きで手軽にケア
CPP-ACPは、むし歯予防を心がけたい人にとっては気になる成分ですよね。実はCPP-ACPを含む製品は市販されているのです。ガムや塗布クリームがあります。
- 「リカルデント」
CPP-ACPは、コンビニやスーパーのガム売り場ではよく目にする「リカルデント」ガムに配合されているんです。「リカルデント」はグレープ、ミント、フルーツアソート、ヨーグルトベリーミント、クリアシトラスミントの5つのフレーバーがあり、その中にはビタミンD配合、コラーゲン配合などもあり、バラエティに富んだラインアップ。選ぶのも噛むのも楽しめそう。ポジティブに歯の健康を守れそうですね。
- 「MIペースト」
MIペーストという歯に塗るクリームには、CPP-ACPが含まれています。これは通常の歯磨き後に歯に塗るための製品で、歯磨き粉ではありません。歯科医院で使われており、歯に塗って治療に使われることもあります。
フレーバーはメロン、ストロベリー、バニラ、ヨーグルト、ミントの5種。これだけでも幅広いですが、期間限定でチョコレートや抹茶、クリームソーダ味なども販売されたことがあるようですよ。通常、歯科医院で取り扱われているようですが、Amazonでも見かけるので手軽に手に入れられます。Amazonでは、ペコちゃんの絵柄のミルキー味を発見! 数量限定なので、気になる人はお早めに。
いい歯の日をきっかけに、より効率的な歯ケアアイテムを試してみるのも良いのでは。CPP-ACPを覚えておけば、今後のさらなる歯の健康に役立ちそうです。
【参考】「リカルデント」
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