年収300万と400万では結構違う?「お金の貯め方」のコツ(前編)

私のところには「無駄遣いを減らしたい」「お金を貯めたい、増やしたい」というご相談でやってくる40代女性が多いのですが、年収によって「お金の貯め方」のコツは違います。そこで、今回は、年収300万円、400万円、500万円を例にあげ、それぞれの年収別に「お金の貯め方のコツ」をご紹介。なぜかお金が貯まらない…という方、ぜひ参考にしてみてください。

 

年収300万円の人は、支出にメリハリをつけて予算化すること!

現在、年収別統計の中でもっとも多い金額とされているのが「年収300万円」です。年収300万円というと毎月の手取り収入は20万円程度。1人暮らしをしている場合は、家賃や光熱費も自分で負担するため家計にゆとりはないでしょう。

年収300万円の人がお金を貯めようと思ったらまずは、費目ごとに予算を出し、その予算の範囲内で暮らすこと。予算を考えるときには、メリハリをつけることが大切なので、生活費の中で「使いすぎ」「減らせそう」と思う費目については予算を少なめにし、自分が優先させたい項目については多めに予算をとるようにしましょう。あまりストイックになりすぎると続かないので、しっかりと予算をとるべきところはとって、減らしても支障のないところは思い切り減らすなどメリハリをつけた予算を組むことがコツです。

また、家計がギリギリの場合、冠婚葬祭費などの臨時支出の分も予め予算化しておかないとすぐに家計は赤字になってしまいます。昨年1年分の冠婚葬祭費や帰省代などの臨時支出代を書き出してみて、それを12ヶ月で割り、毎月の家計の中に予算として組み込んでおくとよいでしょう。

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