特に44歳~50歳「更年期前半」の人必見!「飲んでみる甲斐ありまくり」の2023年【更年期対策アイテム】5選

こんにちは、オトナサローネ井一です。45歳で連載「100人の更年期」をスタートして、いま52歳。自分自身の更年期を過ごしながら、いっしょに更年期に対する知恵をつけてきました。

 

さて、この仕事をしていて本当によかったと思うことは、更年期対策について、しっかりとしたエビデンスを持つさまざまなケアにたくさん触れられること。中でも今年はとってもお役立ちのサプリメントをたくさん知ることができた1年でした。

 

「これから更年期なのですが、もうサプリメントを飲んでおいたほうがいいですか?」という質問をよくいただきます。私は22年度にメノポーズカウンセラー資格を取得しましたので、その知見もあわせて、今年教えていただいた中で「これはオススメできると思った」アイテムを【条件別に】ご紹介していきます。

 

なお、当記事を通して商品をご購入いただいた場合、一部が主婦の友社に還元されますのでご了承ください。また、一般に各製品とも自社サイト通販がお得ですので、1回試して「いいかも」と思ったらすぐさま公式サイトのご確認を。

 

■漠然と【更年期のムードを感じたら】「命の母」で鉄板だと思う

命の母A 252錠(21日分)【第2類医薬品】1,470円(編集部調べ)/小林製薬

ご紹介する中で「命の母」だけはサプリメントではなく第2類医薬品です。更年期障害の病院での治療は現在のところ「ホルモン補充療法の薬」または「漢方薬」がメインで、漢方薬は「婦人科3大処方」当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 、加味逍遙散(かみしょうようさん)のどれかが処方されるケースが多いでしょう。「命の母」はこの3処方が含む原料の生薬をすべてカバーしており、守備範囲が広いというのがポイントです。

 

まずは命の母を飲んでみて維持できたなら「漢方と相性がいい人だ」という判定ができます。その後症状が進んで医師の診断を受ける際、「私は命の母との相性がよかったので、漢方を」と説明しやすくなり、心強いと思うのです。最寄りの薬局ですぐ買える手軽さも気軽におすすめしやすい理由、100年以上に渡って女性に寄り添ってきただけのことはあるのです。

 

もうひとつ大切なこと。「命の母を飲みはじめる」という行動そのものが、自分の体をいたわり始め、これまでとは違うステージに進んでいくことに意識を向ける大きなきっかけになるのだと私は思っています。

 

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■まだそんなに不調はないけれど【年齢的に更年期に突入した】なら「コラーゲンペプチド」

コラゲネイド 110g(約22日分) 2,250円/新田ゼラチン

ちょっと意外なオススメだと思うのですが、コラーゲンペプチドはぜひこの時期から。メノポーズカウンセラーが所属する「更年期と加齢のヘルスケア学会」学術集会で愛媛大学の伊賀瀬先生のご講演を伺い、「やっぱり45歳くらいからコラーゲンペプチドを摂っておくべきだったな」と反省したところです。

 

よく「コラーゲンは体内でアミノ酸に分解されるからコラーゲンとして摂取しても意味ないでしょ」と言われますが、現在はそんなこともないと判明しているそう。アミノ酸が2つか3つくっついた低分子状態のコラーゲン、ジペプチドやトリペプチドはそれ以上分解されずにそのまま体内に吸収されていき、生理活性作用(体内で何かの影響を起こす)を持つとのこと。

 

更年期は女性ホルモンが減っていくことで粘膜やらお肌やらさまざまな組織が柔軟性を失っていくのですが、血管も同様に柔軟性を失います。これがよくない。たとえば柔軟性を失った毛細血管は消失していきます。結果お肌への血液での栄養供給が滞るようになり、シミのもとを排出する機能も落ちていく……というようなメカニズムも想定されているそう。更年期前半はこうしたエストロゲン低下で起きる「老い」を食い止めるラストチャンスでもあり、あのとき補給しておいたら52歳で肌がこんなにたるまなかったかもしれない!と後悔しかない。

 

なお、伊賀瀬先生による「人は血管とともに老いる」「見た目とともに老いる」「聴力とともに老いる」解説記事は1月中旬配信予定です。どうぞお楽しみに。

 

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■【すでに不調を感じ始めている】なら、私は「ゲニステイン」を選ぶかも

大豆イソフラボンは女性ホルモンと形が似ているので、女性ホルモン受容体に対して女性ホルモンのようにふるまうと言われます。減っていく女性ホルモンのように体内で働いてくれるから、補給になるということですね。

 

日本人の更年期障害が軽めとされる理由に「大豆をたくさん食べる民族だから」という推論もあります。大豆イソフラボンにはいくつかの種類があるのですが、一般にサプリメントで摂取されるのは吸収性の高い「アグリコン型」。そのうちグリシテインは働きが低く、ゲニステインは高いのだそう。

からだ想い 基本のサプリ 60粒(約30日分)5,027円(編集部調べ)/キッコーマン

東京医科歯科大の寺内先生によれば、ゲニステインは①抑うつの改善②不眠症状の改善③血管運動神経症状(ホットフラッシュ、発汗、のぼせ、冷え)の改善④肌弾力性の向上、などなどが期待できるそうです。

 

病的に症状が出ているならばいっときも我慢せずすぐ病院に行くべしですが、その前段階の「微妙な不調」に対してはひとまずサプリメントを利用して様子を見る手があります。

 

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■ちょっと【更年期の不調に慣れてきて】以前ほどしんどくなくなったら「マルチビタミン」

栄養検査キットVitaNote(19項目)+パーソナライズサプリVitaNote FOR Base Supplement(約30日分)初回限定価格5,980円/ユカシカド

展示会で見かけてすごいなと思ったのが「VitaNote」です。

 

「検査キット購入、尿検査送付」→「私が普段摂取できている栄養のバランスを表にしてくれる」→「検査結果をもとに、私に足りていない栄養素を配合したサプリメントをオーダーメイドで作り、配送してくれる」。

 

いちばんすごいのはプライスで、初回は検査+30日分のサプリで約6000円、その後は検査約6000円、サプリが約5000円。従来、検査だけで1万以上が相場でしたが、6000円ならたまに追加検査しながら「冬になったからビタミンC増やそう」「最近肌の調子がいいのはビタミンD摂れてるからかな」などと検討ができるのです。

 

私に関してはですが、30日飲むと睡眠の質が上がる実感がありました。日ごろから栄養バランスのいい人ならばこの手ごたえはないのかもですが、そうでもないという自覚があるならここが生活改善最後のチャンス。その後小5の娘にも検査を受けさせ、サプリを調合してもらっています。

 

更年期症状が落ち着いてくると、私たちは「老年期」に差し掛かってしまいます。落ち着いたらすぐさま、今度は全体的な身体のバランスをとって、「老年期の支度」をせねばならぬのです。

 

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■【不調の手当が一段落したら】すぐに絶対全員始めてほしいのが「骨ケア」

カルピス 骨こつケア 90粒(約30日分)5,000円(編集部調べ)/アサヒカルピスウェルネス

老年期の支度という意味では、本当に盲点だったのが「骨密度」です。産婦人科医・太田博明先生への取材で「閉経前後10年で骨密度が激減する」ことを教えていただき、自分でも計ってみたら、私はすでにすれすれの数値であると判明。本当に驚きました。

 

日本人女性は50代以降メタボよりもフレイル、つまり骨と筋肉が虚弱になっていくことをケアすべしなのだそう。まず大切なのは骨です。摂取必須なのはカルシウムのほかビタミンDですが、これまた日本人はどっちも不足しています。がんばっていろいろ食べられる人は食べてください、毎日の食事からの補給が原則なのですが、まあ、頑張っても足りないからお年寄りは骨折するわけです。ですので、この時期から骨に関わるサプリメントの導入も絶対したほうがいい。

 

更年期の不調に身体が慣れたら、こんどは骨と筋肉のケアに力を入れる、この対策がたぶん60歳以降の元気さを大きく分けます。同時に骨盤底筋症候群、高脂血症など「前半にはなかった」症状にケアをしていく必要が出てきます。まだ50代60代のうちなら手遅れということはないものの、早ければ早いほど「よい」ので、もうね、絶対早めにみんなでスタートしようね。

 

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飲むものだらけで「こんなに飲めない……」と思うと思います。一つだけ選ぶということもなかなか難しいのですが、いちばん大切なのは「辛く感じず、毎日続けていける」こと。一つでも生活に組み込めたらそれで一つなにかのリスクを減らせますから、どうぞ自分のライフスタイルに合ったものに巡り合うまで「探す」ことを止めないで!

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