
エリート銀行員たちの驚きの恋愛事情。「火遊び」のつもりが大火災に!?暴かれた男の「正体」とは (前編)
都内の某店に検査をしに行ったら、そこには……
メガバンクで総合職として働く千尋さん(仮名・38歳)。
夫と息子の3人暮らし。息子は中学受験も終わり、大学までの一貫校に入学できました。
彼女は銀行の支店に「金融庁の監査で指摘を受けそうなもの」が無いか、検査をするチームで働いています。国内の支店を回り、問題があった店にはもう一度行って、問題がなくなるまで点検を重ねるのです。
淡々と仕事をするチームのため、陰では『必殺仕事人』というあだ名も付けられていました。
「都内の某店は、特にひどかったんです。前任の課長と支店長がいい加減な人だったから、検査の結果はボロボロでした。あのまま金融庁の監査に入られたら、一発でアウトでしたね」
支店で検査周りを取り仕切っているのが法人事務課長、通称ミドル課長です。
その問題が特にあった店のミドル課長は、新任の仁さん(仮名・45歳)でした。
「彼は物静かで、真面目な優しい人でした。私たち点検チームのために、昼食にウナギのお弁当を取ってくれたり、出前のお蕎麦を取ってくれたり、気も利く人でした」
仁さんは店の中のリスク管理も任されています。彼と会話をする機会が、Aさんには多くありました。
「今の支店長は仁さんを嫌っているみたいでした。店のスケジュールを、あえて彼に伝えないことも頻繁にあったみたいです」
それでも泣き言ひとつ言わない仁さんに、千尋さんはだんだん好意を抱いていきました。
「本部に戻ってからも、たまに彼から内線でちょこちょこアドバイスを求める電話をもらうようになりました。彼の声を聞くと安心するんです。とにかく声がいいんですよね」
積極的に千尋さんが助言をしたおかげで、仁さんの店は監査が入った時に「優良」を取ることができました。
「そのことを電話でわざわざ報告してくれて『お礼にご飯でもどうですか?』って言ってもらえたんです。検査チームの他のメンバーを誘ったかどうか気になりましたが、聞けませんでした。そんなこと聞けないじゃないですか」
千尋さんは、可能性に賭けてみることにしました。
「賭けはあたり。つまり、呼ばれていたのは私だけだったんです」
しかし、明るい飲み会になるかと思いきや、彼に打ち明けられた話は思いもよらないものでした。
「過去に彼を襲った悲劇とは?」
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