お正月太り解消!49歳、ウエスト-10cm痩せの「肋骨締め」で、奇跡のくびれボディに【動画で解説】

女性らしいウエストに腹筋運動はNG

私は37歳のとき、毎年少しずつ増えていった体重が、ついには60㎏になってしまいました。

身長が167㎝なので、すごく太っているわけではなかったのですが、食事制限をして7か月で体重を9㎏落とすことができました。

でも周りからは「マッチ棒みたいな体型」と言われショックを受けました。筋肉が落ち、体にメリハリがなくなり、ひょろひょろの棒のような体型になってしまったのです。

さらに食事制限をやめたら、体重がリバウンドし、40歳のときには58㎏まで体重が戻ってしまいました。

とはいえ、またダイエットをしてマッチ棒のような体型には戻りたくないので、くびれと丸みのあるしなやかなボディラインを目指し、ボディメイクに励むことにしたのです。

まずは「腹筋をつけたらおなかが引き締まって、ウエストにくびれができるはず」と考え、腹筋運動を頑張りました。すると、脂肪は燃焼できても、体が横に広がって、ウエストが太くなってしまいました。

私が目指していたのは女性らしい丸みのあるくびれで、アスリートのような体型ではありません。そのため腹筋はやめて、脇腹の脂肪をやわらかくほぐすマッサージを行うと、硬さがとれて、どんどんくびれていきました。

しかし、ウエストがくびれていても、肋骨が広がっていると、体が四角に見え、女性らしい柔らかなラインが出ません。

そこで始めたのが「肋骨締め」だったのです。

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「肋骨締め」でウエストを10㎝シェイプ

肋骨を締める方法を調べると、実践している人がおり、私流にやり方を工夫して、オリジナルの「肋骨締め」が完成しました。

3年間続けていると、アンダーバストは72㎝から62㎝へ、ウエストは64㎝から54㎝に変化しました。

「肋骨締め」は、横に広がった肋骨をタオルでキュッと締めるだけの簡単なエクササイズです。

ヨーロッパでは、貴族の女性がコルセットをきつく締めて、美しいくびれの曲線を作っていました。「肋骨締め」はそれと同じような感覚ですが、1日1回3分程度行えばいいので、苦しさはありません。

2020年には『タオル1本でくびれを作る 肋骨締め』(KADOKAWA)を出版し、肋骨締めの詳しい方法を多くの人に伝えることができました。

たくさんの人が「くびれができました」と報告してくださったのはうれしかったのですが、じつは本の表紙や写真を見て、「自分のボディが貧相……」と感じたのです。

当時は体重が50kg、体脂肪17〜18%で今よりもやせていました。私が目指すのはスリムな体型ではなく、グラマラスな体型です。

そこで、あらためてボディメイクをスタートし、有酸素運動をやめて体重を増やし、体脂肪率を20%以上にすることから始めました。
その結果、以前よりも女性らしい丸みとくびれのあるボディを作ることができました。

「肋骨締め」もバージョンアップしており、「くねくね肋骨締め」も開発したので、ぜひ合わせてやってみてください。

〈クリックして拡大〉現在、167㎝、55㎏、ウエスト54.5㎝、バスト85.5㎝、ヒップ89㎝、体脂肪は22%。

 

①ウォーミングアップ「くびれマッサージ」

私は「肋骨締め」を行う前に、必ず「くびれマッサージ」を行っています。理由は「くびれさせる場所を作る」ため。個人差がありますが、ウエスト部分にある程度の隙間がないと、美しいくびれを作ることができません。この隙間とは、肋骨と骨盤の間の部分です。

人間の体は、寝ているとき以外は常に重力と闘っているので、上体を起こしていると肋骨と骨盤の間が縮まってしまうのです。

 

ですからまずは、背すじを伸ばしてこの部分を広げます。

次に、肋骨周りの脂肪や筋肉を柔らかくします。くびれさせたいお腹周りをもみほぐすことで、「肋骨締め」の効果が高まります。

さらに「くびれマッサージ」はリンパの流れをよくし、老廃物を流してくれるので、これだけでもくびれができるというメリットがあります。

 

◆「くびれマッサージ」のやり方

1)滑りをよくするため、ボディ用のクリームやオイルなどを用意する。普段お使いのものでOK。

2)肋骨と骨盤の間のわき腹部分にクリームなどを塗り、両手で脂肪をもみほぐす。左右両方行う。

3)左手親指を開いて背中に当て、骨盤に沿って、背中からわき腹に向かって脂肪を流していく。

4)左手親指以外の四指がお腹側にきたら右手を添え、骨盤に沿って下腹部に脂肪を流していく。

5)右手と左手を揃えるようにして、鼠径部に向けて脂肪を流す(右側も同様に行う)。

 

 

 

②「肋骨締め」 タオルバージョン

1)タオルを用意する

長さが120センチ以上のスポーツタオルもしくは薄手のバスタオルを用意する(ウエストサイズに合わせて適当な長さのものでOK)。

 

2)タオルを折りたたむ

縦に3つ折りもしくは4つ折り(タオル幅による)にし、幅を15センチ程度にする。

 

3)ウエストラインを締める

肋骨の一番下あたりに巻いたタオルを、正面でクロスさせる。タオルの端をてのひらを上にして持ち、腹式呼吸で息を吐きながら少し苦しいと感じるくらいまで締めていく。息を吐き切ったら終了。

 

4)肋骨の下を締める

3)の場所から5センチ程度上の位置にタオルを巻き、同じようにタオルをクロスさせて、腹式呼吸で息を吐きながら少し苦しいと感じるくらいまで締めていく。息を吐き切ったら終了。

 

5)肋骨の上を締める

4)の場所からさらにもう少し上のアンダーバストの位置にタオルを巻き、同じようにタオルをクロスさせて、腹式呼吸で息を吐きながら少し苦しいと感じるくらいまで締めていく。息を吐き切ったら終了。

 

 

 

★「肋骨締め」を行う際の注意点

・腹式呼吸を使って、息を吐きながら行う

・左右均等に力を入れる

(肩の高さが左右で揃っていなかったり、タオルの端の長さが違っていると左右均等に力が入っていない可能性が大)

・必ず脇を締めて行う。

・痛みや違和感があれば中止する

 

 

つづき▶【後編】では、慣れてきたらタオルを使わずに手だけで締める「肋骨締め」両手バージョン、肋骨をより効率的に締めることができる「くねくね肋骨締め」の、2種類のエクササイズのやり方を動画付きで解説します。__▶ ▶ ▶ ▶ ▶

 

 

教えてくれたのは
makahou2さん

フォロワー9万人以上の49歳インスタグラマー。年齢を感じさせない美しいプロポーションと独自の美容法から多くの女性ファンを持つ。インスタグラムではオリジナルのボディメイク法である「肋骨締め」をはじめ、効果抜群のマッサージやウォーキング法、オリジナルレシピも公開。著書に

「タオル1本でくびれを作る 肋骨締め」(KADOKAWA)がある。

https://www.instagram.com/makahou2/

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