50代、甘いものを我慢しない。私たち「ゆらがない世代」が考える、暮らしのちょっといいコト
Presented by 味の素
おいしいごはん・おやつを食べる時間は、とても楽しいもの。しかし年齢を重ねるにつれて、「若い頃と比べて太りやすくなった」「甘いものを食べたいけれどカロリーが気になる」という方もいるのではないでしょうか。今回は50代をむかえた漫画家・影木栄貴さんと料理研究家・ほりえさわこさんにご登場いただき、ほりえさんお手製スイーツをいただきながら、甘いもの好きな影木さんと同年代対談。自分らしく輝きながら、この年代ならではの悩みも抱えるお2人が本音トークに花を咲かせました。
■影木栄貴
(写真右)漫画家、原作者、漫画アドバイザー。3年前、50歳のときに鍼灸マッサージ師の男性と結婚。母方の祖父は第74代内閣総理大臣の竹下登、弟はBREAKERZのボーカル・DAIGO、義妹は北川景子。
■ほりえさわこ
(写真左)料理研究家、管理栄養士。料理研究家の祖母・泰子、母・ひろ子のもとで幼少期より料理に親しみ、大学卒業後はイタリアと韓国で家庭料理を学ぶ。子育てママとしての経験をいかした簡単で真似しやすいレシピも人気。
50代になり、確固たる自分に。私たちは「ゆらがない世代」
―――お2人は同年代ですが、この年代ならではの悩みなどありますか?
ほりえ:50代といえば更年期とか? 私は今のところ、更年期の悩みはなくて。
影木:私も今のところないですね。
ほりえ:ちょっと前に仕事で更年期のことを調べていて、周りの人にもいろいろ話を聞いたんだけど、更年期がつらくても言い出せない人が多いみたい。
影木:更年期や生理のことを言い出せない雰囲気、ありますよね。私はそれを当たり前のこととして言いたいから、SNSでも「本日、生理になったので生理休暇をいただきます」と宣言してます。だって自然な現象でしょう。結婚するときも夫に、自分の生理のことを詳しく伝えました。
ほりえ:素晴らしい! つらいときに我慢するのではなく、家族や周囲の人に「今日調子悪いから」って言えるといいですよね。50代ってゆらぎの多い年代とか言われているけど……。
影木:気持ちの面では、逆ですね。50歳過ぎたら、ゆらぎのようなものがなくなって芯ができたというか、確固たる自分になってきた。だから「ゆらがない世代」と言って欲しい(笑)。年齢とともに強くなってきてるな~って思います。
ほりえ:わかります。私も、自分の行きたい道に行ってる感覚がある。何故だろう?
影木:50歳って、人生100年と考えたときの中間地点で、これからゴールに向かうわけじゃないですか。ゴールが見えてる人間って強くないですか? 例えば、人生であといくらお金を持っていればいいのかな、とか逆算ができる。未来が見えないという不安がなくなり、私は精神的にゆらがなくなったと思います。
ほりえ:なるほど~。私はまだ自分のゴールが見えてないけど、なるようになればいいか、と思って生きてるかな(笑)。
甘いものは正義。食べたいものを我慢したくない、だけど……
影木:1日1回は、必ず甘いものを食べます。昔から甘いものが好きで、おばあちゃんがケーキやパフェを食べに連れて行ってくれるというと「やった~」という感じでついて行ってました。
ほりえ:うちも、おじいちゃんが「散歩に行かんか」って言うの。ついていくと、必ず駅前の喫茶店でソフトクリームを食べる。もう、散歩っていうかソフトクリームが目的ですよね(笑)。うちの子どもたちを全員連れて行って、大きなソフトクリームを1人1個ずつ食べた思い出があります。
影木:私も喫茶店で、紅茶と一緒にフレンチトーストとかスコーンを食べるのが大好き。
ほりえ:紅茶にお砂糖は入れる?
影木:もちろん。紅茶一杯にスティックシュガーを6g、必ず入れます。
ほりえ:一般的な細いスティックシュガーがだいたい3gだから、2本分ってことね。なかなかな量ね(笑)。
影木:あとは夜食ですね。家で夜中に仕事をしていると、甘いものが欲しくなってずっと食べちゃう。チョコレートとか菓子パン、ドーナツ……。そうすると「ちょっと口が甘い気がするな」としょっぱいものが欲しくなり、そのあとまた甘いものが欲しくなってエンドレス(笑)。
―――影木さんは、食生活を変えたいと思うことはありますか?
影木:まっっったくないです!(きっぱり) 私にとって「甘いもの」は正義。「食べたい」は正義だから。それに、我慢しすぎてストレスになるのも自分にとってよくないと思うんですよ。
ほりえ:それは一理ありますね。
影木:ただひとつ問題があって、体重が昨年から4キロ増え、この腹肉がへこまねぇんですよ……(お腹まわりを気にしながら)。この前も、昨年のダウンコートを着てみたらパツパツになっていて、買い替えを検討するレベル。いま一番恐れているのは、婚約指輪が入らなくなること。サイズ直しができない指輪なので、これ以上太ったらマズイな、と思っています。
体型維持のための運動も、無理せずマイペースで
ほりえ:私は50歳過ぎてから、何かに目覚めてしまって(笑)。運動をいろいろ始めたんですよ。ママ友たちとおしゃべりしながらのウォーキング、バレエをベースにしたエクササイズの“バレトン”、合気道、両親と一緒に行っている水泳……。中でも、一番楽しいのはバレーボール。メンバーが若者中心なので、私が変な方向に飛ばしちゃっても走ってカバーしてくれるし、サーブを入れれば「さわこさん、ナイスです!」ってほめてくれる(笑)。ほかに、10年くらいテニスも続けてます。
影木:すごい!
ほりえ:でもね、運動をがんばらなきゃとか、そういう意識はなくて、ただ楽しいからやっているだけ。私の場合、そうじゃないと続かないから。
影木:私も無理な運動はしていなくて、部屋でソファに寝転がって、足上げエクササイズを20回×2セットとか。音楽に合わせて部屋の中をウォーキングすることもあります。あとは家にこもりがちな仕事なので、1日1回は外に出るようにしていて、家からスーパーまで往復30分くらい歩いています。ついでにパチンコ店に寄りたいっていうのもありつつ(笑)。
ほりえ:そういうことか(笑)。なにか楽しみがあるのはモチベーションになっていいですよね。ただ、50代にもなると、やみくもに運動すればいいってわけでもない。やっぱり運動に加えて、食事でも調整するのがベストですね。頭では理解してるんだけど、なかなか、ね……(笑)。
影木:ね~(笑)。
おうちで簡単!ヘルシースイーツでティータイム
ほりえ:今日は、パルスイートⓇを使ってヘルシーなスイーツを作ってみました。これは抹茶のヨーグルトティラミス。
影木:いただきます(一口食べる)。ほぉ~、おいしいですね、さっぱりしてて。どの部分にパルスイートⓇを使ってるんですか?
ほりえ:抹茶とヨーグルトに混ぜています。スナックパンを敷きつめて、抹茶とパルスイートⓇを混ぜたものをお湯に溶かして、しみ込ませてティラミスっぽくしてみました。こちらは、いもそばようかん。電子レンジでチンするだけでできるから、すごく簡単ですよ。
影木:けっこう食べごたえがありますね。さつまいもの味がしっかり感じられて、これもおいしい(2品のスイーツを完食)。
ほりえ:うれしい~! いも類って、毎日の食事でとるのが意外と難しい食材だと思うんです。だから、こういう風におやつで食べるのもおすすめ。
影木:私、スイートポテトが好きでけっこう食べてます。さつまいもは食物繊維が豊富なんですよね。
ほりえ:そうそう。ほかにビタミンCも含まれてるしね。あと、ようかんに入っているレーズンは鉄分が豊富。レーズンの甘酸っぱさとパルスイートⓇの甘みは、相性がいいんじゃないかと思って組み合わせました。
砂糖分のカロリーカットになるといっても、食べすぎは禁物…。
紅茶にも、料理にも。パルスイートⓇで手軽にカロリーコントロール
影木:パルスイートⓇって不自然な甘さなのかな、と思っていたけど、どちらのスイーツも自然な甘さで、イメージが変わったかも。(パルスイートⓇ カロリーゼロを手に取り)しかもこれ、カロリーゼロ、糖類もゼロ。液体だったらアイスティーにも入れられますね。
ほりえ:いいですね。ポーションタイプもあるから、外食用に持ち歩いてもいいかも。それから、影木さんのように甘いものとしょっぱいものを交互に食べたい人には、こちらのおかずもおすすめ。がり大根とゆず大根。私、洗い物が嫌いだからどっちもポリ袋で作っちゃうの。これもすごく簡単ですよ。
影木:お料理上手な人って尊敬します。私、夫とは別居婚で、実家暮らしなのでご飯は母におまかせ状態なので。あ、でも卵焼きを焼くのだけは得意なんですよ。味つけは母にやってもらうんですけど。砂糖をたっぷり入れた甘~い卵焼きが好きで。
ほりえ:私も甘い卵焼き、大好き。その砂糖をパルスイートⓇに置き換えてもいいかもしれないですね。
影木:そうですね。甘いものを我慢したくない人にも、すごく助かるアイテムですよね。
ほりえ:私は今回、パルスイートⓇは酸味があるものと相性がいいなと思ってヨーグルトやレーズン、ゆずなどと組み合わせたけれど、ほかにもいろんな組み合わせができると思います。紅茶に入れるお砂糖のかわりに使ったり、毎日の食生活に取り入れやすいのも魅力。上手に砂糖分のカロリーコントロールしながら甘いものを楽しみたいですね。
■抹茶ヨーグルトティラミス
材料:
- スナックパン 1本
- ヨーグルト 400g
- パルスイートⓇ(顆粒) 小さじ2
- ゆであずきや栗の甘露煮 適量
- A.抹茶 小さじ1
- A.パルスイートⓇ(顆粒) 小さじ1
- A.湯 1/4カップ
作り方:
- ヨーグルトは半分の量になるまで水切りし、パルスイートⓇ小さじ2と混ぜる。
- A.の抹茶とパルスイートⓇを混ぜ、湯を注いでよく混ぜる。
- スナックパンは長さ半分、厚さ3等分に切って器に敷きつめ、2.をしみ込ませる。
- 3.にゆであずきや栗の甘露煮を適量のせ、1.でおおい、抹茶(分量外)を茶こしでふりかけ、冷蔵庫で冷やす。
【レシピのポイント】
・水切りヨーグルトはマヨネーズくらいの硬さを目安に。ギリシャヨーグルトなど水分少なめのヨーグルトでもOK。
・ティラミスに使われるフィンガービスケットをスナックパンで代用しているのもポイント。スナックパンがない場合は、バターロールなどでもOK。もちもち系のパンよりは、抹茶ソースがしみ込みやすいサクッとした食感のものがおすすめ。
■いもそばようかん
材料:
- さつまいも 200g
- そば粉 大さじ4
- パルスイートⓇ(液体)大さじ3~4
- 牛乳 大さじ2
- レーズンや甘納豆 適量
作り方:
- さつまいもは皮をむいて1cmの厚さの輪切りにして水にさらし、耐熱容器に入れる。そこに水1/4カップ(分量外)を入れ、落としラップと蓋をして電子レンジで5分加熱する。
- 熱いうちにフードプロセッサーにかけ、そば粉、パルスイートⓇ、牛乳を混ぜる。
- ラップを敷いて2.を横長にのせ、レーズンを散らし、ラップでふんわり包む。
- 巻き終わりを下にし、電子レンジで3分加熱。巻きすで巻いて形を整え、冷めてから切り分ける。
【レシピのポイント】
・さつまいもに水分を足してしっとり仕上げるため、パルスイートⓇは液体タイプを使用。さつまいもの甘さに合わせて、大さじ3~4を目安に調整を。
・食感にアクセントをつけるためレーズンをプラス。甘納豆や栗の甘露煮をゴロッと入れるのもおすすめ。
■ゆず大根(左)、■がり大根(右)
■ゆず大根
材料:
- 大根 200g
- 塩 小さじ1/2
- パルスイートⓇ(液体) 小さじ2
- 柚子酢(なければ酢でもOK) 大さじ2
- ゆずの皮 1/2コ分
作り方:
- 大根は拍子木切りにする。ゆずの皮は白い所をそぎ取り、せん切りにする。
- ポリ袋にすべて入れ軽く混ぜ、空気を抜くようにして口をしばる。全体にギュッと圧をかけて調味料を行き渡らせる。
- しばらく待って水分が出たら(目安は20分程度)、ポリ袋をしぼって水分を抜いてから盛り付ける。
■がり大根
材料:
- 大根 200g
- 塩 小さじ1/2
- 生姜すりおろし 1片(5g)
- パルスイートⓇ(顆粒) 小さじ1
- 酢 大さじ1
作り方:
- 大根をスライサーで輪切りにする。
- ポリ袋にすべて混ぜ合わせ、空気を抜く。全体にギュッと圧をかけて調味料を行き渡らせる。
- しばらく待って水分が出たら、ポリ袋をしぼって水分を抜いてから盛り付ける。
【レシピのポイント】
・がり大根は薄くスライスするので水分が出やすいため、顆粒のパルスイートⓇを使用。ゆず大根は拍子木切りで水分が抜けにくいので、なじみやすい液体のパルスイートⓇを。
・がり大根はピリッとしょうがの風味が効いている一品。ゆず大根は、さわやかな香り&甘酸っぱさがポイント。
パルスイートⓇは砂糖と同じ甘さでカロリーコントロール
パルスイートⓇは、おいしい甘さを楽しみながらカロリーや糖類をコントロールできる甘味料。おもな甘さはアミノ酸からできた甘味料アスパルテームによるもので、砂糖によく似た甘さが特徴です。ほかにも、より砂糖に近いおいしさを実現したり、どんなメニューにも使えたりするよう、複数の甘味料を組み合わせています。
また、顆粒タイプ、液体タイプ、スティックタイプなど幅広いラインナップで、用途や目的に合わせて選べるのもポイント。甘いもの、食べたいものを我慢せず、ヘルシーメニューで楽しく食卓を彩りましょう。
同じ重さの砂糖と比べてカロリー60%カット(同じ甘さ比較で90%カット)・糖類ゼロの甘味料。顆粒タイプで料理や飲み物、お菓子作りなど幅広く使えます。
カロリーゼロ・糖類ゼロの甘味料。何にでもサッとなじむ液体タイプ。煮物などの料理や冷たい飲み物にもなじみやすいのが特徴です。
撮影/土屋哲朗
ヘア&メイク/山下光理