
親からは「普通に見える子ども」でも、シッターさんには発達障害の特性が感じられることがあるってホント?実際の声は
「障害児は対応不可」と断られ、現実を痛感
ある時、いつものシッターさんに予約の連絡を入れたところ空きがないとのこと。そこで、こんな時のためにと事前にチェックしておいた複数のベビーシッターサービスに連絡をしたのですが、全て予約不可。
依頼日時が1週間以内と直近の予約だったこともあり致し方ないのですが「障害児は対応不可」という理由で断られたことが、地味に精神的ダメージを負いました……。
※正確に言うと、発達障害児の受け入れをしてくれるシッターさんはいるのですが、全て空きナシという状況だったのです。2週間先でも見つかるか見つからないかという感じでした。
「障害児といっても、吸引や人工呼吸器などの医療ケアがあるわけではない。若干の多動はあるが、屋内でのシッティングでは問題がない程度。むしろ、親である私の言うことよりシッターさんの言いつけは聞くよ??」
そんなモヤモヤした気持ちになり、結局のところは仕事を断るかたちをとりました。
親目線の「発達障害の程度」は主観に過ぎない
後日、そんな話をいつものシッターさんに話すと……
「正直なところ、発達障害の診断がないお子さんでも、この子はきっと何かしらの発達の遅れや特性があるんじゃないかな、と思うことはありますよ。でも、そんな憶測は保護者に言わないし、言えない。ただ、私はできる限りの対応をしたいから、自然と(発達障害児と)同様の声がけやシッティングはしますね。普段以上に気を張るのは事実です」
あぁ、そうか。こんな細かい配慮ができるシッターさんにみてもらっていたのか。恵まれた環境にいて、すっかり忘れていた。
「発達障害児」といっても個人差があり、その程度は分からない。たとえ親が「グレーゾーンに近いんだ」なんて力説したところで、それは恩愛のようなもので主観に過ぎない。
改めて、発達障害児のシッティングを依頼できるベビーシッターは限りなく少なく、さらに依頼する際は事前に入念なヒアリング(情報共有)が必要だということを実感しました。
次回に続きます。
前回の記事▶▶発達障害はギフテッドなの?児童発達支援事業所を経営する友人から「ある言葉」をもらって
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