空っぽのランドセルに詰め込んだ、精一杯のSOS。「学校に行きたくない」と言い出せなかった不登校児の、学校と母への本音
いまや40万人にのぼるともいわれる不登校児童生徒。我が子の不登校に直面した親たちは、動揺し、未来への不安を募らせがちですが――不登校を経て大人になったかつての当事者の中には、「不登校があってこその今」と捉えている人も少なくありません。
この「不登校の答え合わせ」は、登校への困難を抱えたことがある方々の経験を深掘りするインタビューシリーズ。当事者の「あの頃」を辿りながら、今だから語れる思いをお届けします。
今回お話をお聞きしたのは、大手リゾート企業に勤務しながら、2人の子どもを育てるさゆりさん(仮名・38歳)。小学4年生のある出来事を境に、数年間にわたり不登校と行き渋りを経験したといいます。「親は、『ある日突然』と思うかもしれない。でもその訴えの裏には、決して『突然』ではない子どもなりの葛藤と、言葉にしきれない思いがきっとあるはず」――そう語るさゆりさんの経験をお聞きします。
【不登校の答え合わせ|#1 前編】
この記事は
ライター
矢島美穂
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