台北ローカルが行列してでも食べたい!話題の「台湾素食」まずはこの店へ

ちょっと仕事がひと段落ついたとき、ふと思い立って行ける海外、それが台湾。

ひとりで台湾行ってみたいけど、お決まり小籠包と足マッサージだけじゃなくてちょっと違ったプランにしたいな。

日頃の疲れた体のメンテナンスなんかも、台湾っぽい感じでできたらなお嬉しい。

散財すれば働く気になり、蓄電しなきゃ放電できない!

そんなオトナサローネ読者のみなさまこんにちは。台湾漫画を連載中のイラストレーター佐々木千絵です。

今回は連載始まってめでたく40回目! いつも4コマ漫画を更新してますが、せっかくオトナサローネで台湾情報をお伝えしてるのだから、オトナサローネを読んでるみなさんにとって直に刺さるものをお届けしたい。

そう思って練りに練ったオトナの台北旅2泊3日プランを考えてみました。

ただただ享楽的に、食って飲んで遊んで、という旅行も少々辛いお年頃なのはよくわかります。そこで台湾ならではの伝統文化も取り入れたちょっと体にも優しいスケジュールです。

台湾までのフライトはそれぞれお住いのところにもよると思いますが、とりあえず1日目は早朝日本発LCCに乗り、午前9時ごろ台北に到着するという設定でスタート!

毎週4コマ1本だと3日間分終わるのに何ヶ月もかかりそうなので、がんばって8コマ漫画でお送りしたいと思います。

よろしければお付き合いくださいませ。

 

■佐々木千絵さんの台湾1周 まとめはこちら

 

まずは台湾のベジタリアン食の”素食”にチャレンジ!

台湾の街を歩いていると目につく”素食”の看板、「そしょく」と脳で読み即「粗茶でございます」が浮かんだ。

簡素でたいしたものは出せませんが、というへりくだった食堂?粗末な料理だけど食べてく?という前提のレストラン?

いやいや全然違いました、”素食”とはざっくりいうと台湾のベジタリアン食だったのです。

宗教上の理由から台湾に多いベジタリアンですが、ほかにも理由はさまざま。肉は食べないけど魚は食べられる、という人もいれば願掛けもかねて短期間だけ肉断ち!という人もいて、日本よりもかなり市民に浸透している印象。

現にベジタリアン人口は日本では約5%なのに対し、台湾は約10%、なんと10人に1人!

もちろん一言にベジタリアンと言っても様々な層があるように、”素食”もまた様々。

”全素”と言われる本来修行僧のための料理は、野菜と言っても”玉ねぎ””ニラ””にんにく”などの興奮作用のある香菜などもNG、もちろんお酒も飲みません。

その他肉はダメでも魚はいい、卵は食べる、乳製品は大丈夫、など”素食”の世界も幅広く奥深い。

 

普及してるからこそレベルが高い

わざわざ海外に行って肉無しなんて!と思う方も多いでしょう、しかし普通のレストランのように”素食”のお店があちこちにある台湾、その種類も無尽蔵。

特にベジタリアンじゃなくても食事の選択肢としてそこにある。といった感じで大型”素食”ブッフェのお店などは週末家族連れなどで賑わっていたり、”素食”専門のお鍋の店なんかもあります。肉や魚が無くても特に物足りなさも感じないくらい具材の種類豊富で驚くほど。

もちろん台湾系の航空会社だと機内食でも”素食”が選べますが、同じ航空会社でも”素文化”の懐の違いか日本で作る日本発の便より台湾発の便の”素食”のほうが美味しいという噂もなきにしもあらず……

 

ひとりでも全然OKな”素食”食堂

と、つらつらと”素食”について述べてますが、「ひとりで行ける美味しい店はよ教えろ」ということがここでは大事。

見つけちゃったんですね、いい店を。

台湾駅からMRTで一駅、『善導寺』駅から徒歩5分程度、台北駅からも歩ける距離にある『蓮池会素食館』です。

ここは小さな自助式(ブッフェ式)の食堂で、午前中に行くとスタッフ総出で100はあるんじゃないかというくらいのお弁当の仕込みをしています。

観光客向けのお店ではないので愛想よく出迎えてくれるわけではないですが、何食べても美味しかった。

その美味しさの内容やお店の詳細は次回たっぷりとお伝えしようと思います。

ではまた次回。

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(毎週木曜19:00更新中!次回もお楽しみに……!)

 

佐々木千絵さんの台湾1周!

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