
メイクは1ポイント押さえるだけで激変!? 今さら聞けない大人のメイク術
これまで人生の中で、メイクを習った経験のある人は少ないもの。成人式や就職活動の時に教わったメイクを未だに続けている……なんて人も多いのでは? 自分に合うメイクが分からないままアラフォーを迎えてしまい、ましてや、大人になればシミやシワなど大人ならでの肌悩みは増え、自分に合わないメイクをしていることによって、毎日のメイクで自ら“老け顔”にしている可能性も。
そこで美容業界歴10年の私が、大人の女性のための、印象アップにつながるメイク術(ファンデーション編)をお伝えします。
雪白肌に見せたいからと言って明るめファンデーションを使うのはNG
「白く透明感のある肌の方がきめ細かく見えて美しい」と思っている大人の女性は多いと思います。化粧品カウンターでアドバイスをもらっている時に、「やっぱり明るい色のファンデーションの方がキレイに見えそう」と思い、つい明るめのファンデーションを選びがちですが、実は大人肌はシミやくすみなど隠したい部分が増えているため、明るめのファンデーションを選ぶのは返って逆効果になることも。ひと昔前は「色の白いは七難隠す」と言われていましたが、現代にそれは当てはまりません。
メイクをする時は顔の“立体感”に注目する
メイクをする目的はいくつかありますが、まずは、肌のキメをキレイに見せること。これは、明るい色のファンデーションを塗ることとイコールではありません。シミやくすみなどもともと肌色のトーンが暗い部分がある肌に明るい色を乗せてしまうと、明暗の落差によって余計暗い部分を目出させることになります。
また、せっかくメイクをするなら顔に“立体感”を出したいもの。メイクで使う色の明暗をうまく使い分けることで顔は立体的にも平坦的にも自由自在です。明るい色は進出色のため、高いところは高く、低いところはより低く見せる効果があります。ということは、鼻や頬骨、あごは飛び出て見えて顔に立体感が出て良いのですが、逆に、目のくぼみやほうれい線のシワなど凹んでいるところはより凹んで見えるため、余計に老けた印象の顔になってしまうというわけ。
ファンデーションを塗るのは顔の中心だけでいい
雑紙のコラムなどに「ファンデーションは均一に塗って」と解説されているので、多くの人はフェイスラインまでファンデーションを塗っていると思いますが、フェイスラインまでファンデーションを塗ってしまうと顔が大きく見え、のっぺりとした“能面”のような顔になってしまいます。これも色の明暗効果によるもの。フェイスラインは肌トラブル少ないのでファンデーションで隠すものは少ない部分。そこにファンデーションを塗る意味はほとんどありません。顔が大きく見えたりのっぺり顔に見えたりすると言うデメリットの方が大きい。ファンデーションは隠ししたいものが多い中心部だけでいいんです。
雑誌に書かれている「均一に」とは、顔全体に塗るという意味ではなく、「塗っている部分の厚みは均一にムラなく」という意味。雑誌に書かれているコラムも正しく読み解かないと損しますよ。
今回は、大人の女性なら知っておきたいファンデーションのポイントをご紹介しました。ぜひこれを機にファンデーションの色選びと塗り方を見直してみましょう!
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