記憶を改ざんするモラハラ夫に自信を奪われた私。「私がおかしいのかも」と思い続けた結末

2025.07.05 LIFE

あなたの感覚こそ、事実です

Cさんは、夫の「聞いてない」という返事を繰り返し聞くうちに、体調を崩してしまいました。夫に頼むことも怖い、予定を伝えるのも怖い。心療内科では「軽度の適応障害」と診断されました。

夫との生活の中で、何度も自分の感覚や記憶を否定され、「自分が間違っているのかも」と自分を信じられなくなっていたのです。

たとえ怖くても、自分が間違っていないとわかっていても、なぜか自分を責め続けてしまう……これはモラハラ特有の心の支配です。

でも、あなたがそのとき感じた言葉や態度に傷ついたという事実は、決して間違いではありません。

「そんなこと言ってない」
「覚えてない」

その言葉に心が揺れても、どうか自分の記憶を疑わないでください。

モラハラの支配は、事実のすり替えから始まります。

しかし、あなたが見たもの、聞いたもの、心で受け取ったものには、確かな“事実”があります。

記憶を信じることは、自分を信じることと同じです。

それを取り戻すことが、モラハラから抜け出す第一歩なのです。

 

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