記憶を改ざんするモラハラ夫に自信を奪われた私。「私がおかしいのかも」と思い続けた結末
あなたの感覚こそ、事実です
Cさんは、夫の「聞いてない」という返事を繰り返し聞くうちに、体調を崩してしまいました。夫に頼むことも怖い、予定を伝えるのも怖い。心療内科では「軽度の適応障害」と診断されました。
夫との生活の中で、何度も自分の感覚や記憶を否定され、「自分が間違っているのかも」と自分を信じられなくなっていたのです。
たとえ怖くても、自分が間違っていないとわかっていても、なぜか自分を責め続けてしまう……これはモラハラ特有の心の支配です。
でも、あなたがそのとき感じた言葉や態度に傷ついたという事実は、決して間違いではありません。
「そんなこと言ってない」
「覚えてない」
その言葉に心が揺れても、どうか自分の記憶を疑わないでください。
モラハラの支配は、事実のすり替えから始まります。
しかし、あなたが見たもの、聞いたもの、心で受け取ったものには、確かな“事実”があります。
記憶を信じることは、自分を信じることと同じです。
それを取り戻すことが、モラハラから抜け出す第一歩なのです。
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