#89 婚活1年8カ月で感じた「独女の不安」とは?【40代編集長の婚活記】

2018.04.18 LOVE

婚活アプリで結婚した人もいるけれど

それに婚活アプリにも、ちょっとネガティブな気持ちになってしまった。

婚活アプリで出会って結婚に至ったという40代女性の知人がリアルにいる。知人の知人もいる。以前、OTONA SALONEで行った「婚活経験者」へのアンケートでは、「結婚相手や恋人と出会ったきっかけ」の第1位が、なんと婚活サイト・アプリという結果だった。

婚活アプリで素敵な出会いがないわけではない。それはわかっている。

だけど……。

 

婚活アプリに対する不安

そもそも私にアプローチをしてきたのは60歳オーバーの男性ばかりだし、同世代からアプローチがあったと思いきや嘘をつかれた。

とはいえ、婚活アプリもいろいろな種類があるし、独身であることや、年齢、年収などの証明書を提出させるところもある。それをちゃんとチェックすれば、嘘をついている人には出会わないのだろうけれど。

私が婚活アプリを続けても、いい出会いはないんじゃないかと不安になった。

 

 

写真とデータだけの判断って……

婚活アプリをやってみて、もっとも何か違うと感じたこと。それは男性のプロフィールをチェックしている「自分」だった。

ものすごく、イヤな自分に気がついた。

プロフィールの写真、年齢、職業、役職、学歴、年収、身長、体型……。結局、写真とスペックデータだけの判断で、相手に〇×をつけていた。

過去の恋人は、別にそんなことをチェックしてからお付き合いをしたわけではない。学校やバイト、仕事、知り合いに呼ばれた集まりなどで知り合って、何度も会って、話しているうちに仲良くなって……というものだ。

 

スペックデータで好きにはなれない

そして、結婚相手に求める8つの条件をあげたが、それには上記のスペックデータ的なものはひとつも該当しない。あえていうなら「経済的に自立していること」が職業に含まれるくらい。それ以外は、年収も学歴も身長もどうだっていいと思っている。

そう思っている私なのに、先に条件面だけ見せられるとそれだけで〇×をつけてしまう。まるでヒヨコの雄雌分別のように。まぁ、理想が高いのか、男性をあまり好きになれないのか、〇をつけた人もそんなにいなかったのだが。

婚活アプリで出会いを探すというのは、私にはしっくりこない。スペックデータを見てしまうと、「好き」という感情がわいてこない気がする。私の場合、もともと恋愛に低体温なだけに……。

やっぱりもっと……「自然な形」で出会いたい。

「あれもダメ、これもダメとか言ってるからキミは結婚できないんだよ」。私に捨て台詞を吐いたホワイトさんの言葉が、また脳裏をよぎる。本当にその通りなんだけれど。

メガネさんとサヨナラして以来、仕事の忙しさもあいまって、またなんの婚活もしていない休活状態になっていた。私には「もう出会いさえないんじゃないか」という不安がこみあげてきていた……。

 

 

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