ぐっすり眠るコツは「自律神経」にあった! 眠れない夜の3つの対処法

①横になって吐く息を意識する

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立ったままでもよいのですが、睡眠を意識するならごろんとベッドに横になり、へその下にある丹田を意識しながら静かに息を吐いてみましょう。一気にではなく、静かにゆっくりと吐き出すことで「副交感神経」を優位にします。

限界まで吐ききったら息をすっと吸い、またゆっくりと吐き出してみてください。体に空気が満ち足りた気分になり、リラックスできます。(別府内科クリニック院長・別府真琴先生)

 

②枕が自分の首にあっているかチェック

首には重要な神経が集中しています。合わない枕を使っていると、頚椎を圧迫して交感神経の働きが高まり、動脈が収縮して血行不良におちいることも。肩こりや頭痛、不眠のもとにもつながります。

今、使っている枕が後頭部を安定させ、肩で支えて首に負担をかけていない高さかどうかをチェックしてみましょう。枕のまん中にくぼみを作ると、後頭部の落ちつきを良くなります。自分が楽に感じるよりも少し低めがポイントです。(さつきが丘医院院長・奥山隆保先生)

 

③快眠茶である「ハスのお茶」を飲む

寝つきを良くしてくれるとベトナムで言われているのが「ハスのお茶」です。ハスの葉には数種類ものアルカドイロ(天然由来の有機化合物の総称)が豊富に含まれていて、自律神経の働きが正常化するように緊張を緩めて、沈静効果がもたらされます。(板倉病院理事長・梶原優先生)

ハスのお茶を自宅に常備して、眠れない夜はあたたかいお茶でほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。

 

 

寝る前にはスマホを見ない、直前に食べ過ぎない、仕事のことは寝る前にはいったん忘れるといった小さな工夫も大切です。ストレスフルな毎日の中でも自律神経のバランスを意識してみてください。それが心地よい睡眠を手に入れる第一歩です。

 

参考文献・『読むだけで自律神経が整う100のコツ 決定版』  (主婦の友社)

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