じわじわ殺すのが戦国流!?まるで地獄。目を覆いたくなる残虐な処刑が行なわれていた理由とは?

2026.05.27 LIFE

戦国時代に恐ろしい処刑が行われていた理由とは

戦国時代は人権意識が乏しく、殺し合いが平然と行われた殺伐とした時代でした。そうした中で、恐ろしい物語上の出来事のような残虐な処刑が現実に行われていたのには理由がありました。裏切りは日常茶飯事で、血縁者さえも信じることができませんでした。兄弟に地位を奪われることもあれば、信頼していた家臣に裏切られることも珍しくありませんでした。

 

『豊臣兄弟!』において“下剋上”は一つの大きなテーマですが、当時は身分が下の者が運と才能しだいでは成り上がれる時代でした。下剋上は誰にでも可能性が開かれている点で希望を感じます。一方、身分が上の者にとっては、自分がいつ狙われ、現在の地位から引きずり落とされるかわからないという絶え間ない恐怖でした。それゆえに、刑罰や拷問は極めて残虐なものとなり、裏切り者や罪人を厳しく見せしめにする必要があったのです。

 

加えて、戦国時代は殺伐とした時代であったため、人びとの感覚がマヒしていたともいわれています。ちなみに、江戸時代前半は戦国時代の名残で残虐な処刑が行われていましたが、残虐な刑は江戸時代が終わりに近づくほど見直されるようになりました。

 

◆戦国時代の罰、蟄居とは