「のじは」ではありません。「乃至は」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「乃至は」です。
「乃至は」の読み方は?
「乃」は「の」という読みが、「至」は「夏至(げし)」の「し」や「至る(いたる)」といった読みが思い浮かぶかと思います。しかし「乃至は」を「のじは」「のしは」「のいたは」などと読むのは残念ながら間違いです。
「乃至は」は接続詞として用いられる言葉です。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「ないしは」です。
「乃至は」は“「ないし」を強めていう語。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”であり、「乃至」は
①…から…まで。数量などの上下の限界を定め、その間に含まれるすべての数量を示す語。
②または。あるいは。出典元:ナイシ|言葉|漢字ペディア
を意味します。例文には「三年乃至五年」「電話乃至手紙で知らせる」などが挙げられます。
では「乃ち」は何と読む?!
もちろん「乃至は」の読みが「ないしは」だからといって「ないち」ではありません。
「乃ち」は
①そこで。そうしてから。やっと。
②しかるに。かえって。意外にも。出典元:※
を意味します。①と②の意味を「〜ち」がつく言葉で言い換えていくと、答えが導き出せるかもしれません。
正解は……
「すなわち」です。
なお「すなわち」と読める漢字は他に
- 即ち
- 則ち
- 迺ち
- 輒ち
- 便ち
が挙げられます。
同じ「すなわち」でも意味を調べてみると、表すものが微妙に異なります。
- 言いかえれば。とりもなおさず。
- そうすれば必ず。
- そこで。そして。
- ①そのたびごとに。いつも。 ②たやすく。すぐに。
- ①…するとすぐに。そのまま。②つまり。言いかえると。
※すなわ – ち|言葉|漢字ペディア
参考文献:漢字ペディア 漢字や言葉の意味を調べてみよう!
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