復讐のために子どもに「ママに会いたくない」と言わせる夫。息子には母を傷つける自責の念もあるだろうに
この2月、法務省法制審議会は「共同親権」を可能にする民法改正要綱を答申しました。「共同親権」とは、離婚後は父か母のどちらか1名に子の親権が帰属する現状の「単独親権」ではなく、離婚後も父母の双方が子の親権を持つ方式です。政府は今国会にも民法改正案を提出する方針です。
改正の背景には「子の連れ去り問題」があります。離婚を考える親が親権を確保するための監護実績を作ろうと、子どもを連れて姿を消す事象で、海外では「誘拐」と判断される違法行為です。
長年この問題を追いかけてきたライターの上條まゆみさんが、連れ去りの実態を解説します。
前編記事『6歳の次男はある日突然「ママに会いたくない」と口にした。それから10か月、会えていない』に続く後編です。【共同親権を考える#3】後編
この記事は
ライター
上條まゆみ
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