「最近顔が長くなってきた」歯ぐきの老化で顔が間延びする!?オバ見えのメカニズムと対策は【専門家が解説】
歯ぐきの糖化防止に特化したトラネキサム酸配合の歯磨き粉も
更年期女性が歯ぐきのケアをする上でまず重要なのは、歯周病リスクを把握すること。
定期的に歯科検診を受け、自分の歯ぐきの状態を知ることで、歯科医師のアドバイスや適切なケアにつなげることができます。そのうえで、自宅でのセルフケアも欠かせません。近年はコラーゲン分解を抑制するトラネキサム酸や炎症防止成分に着目した歯磨き粉など歯ぐきケアに特化した製品も増えています。シミや肝斑治療や肌の美白ケア目的の内服薬として用いられることが多いトラネキサム酸は、ピルを服用している人や40代以上、喫煙者では血栓のリスクから美容皮膚科でも処方には注意が必要とされることがあります。
「ただ歯磨き粉に配合されているトラネキサム酸は口腔内で使用することを前提とした濃度のため、たとえ飲んでしまっても副作用は考えられないでしょう。歯磨き剤に配合されている量であれば過度に心配する必要はないと考えられるものの、使用において不安がある場合はかかりつけの歯科やピルを処方してもらっている婦人科などで相談してみてください」(友利先生)
更年期を迎えた女性ほど女性ホルモンや骨の関係からも、より気をつけなければ口元の老化は一気に進んでしまうかもしれません。みなさんも意外と見落としがちな歯ぐきのエイジングケアに気を配ってみてください。
友利新先生
内科・皮膚科医、東京薬科大学客員教授、梅花女子大学客員教授。
日本コスメティック協会顧問。現在都内2ヵ所のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求。美容誌のベストコスメ審査員を歴任。美と健康に関する著書も多数。YouTubeチャンネル『友利新 / 医師「内科・皮膚科」』 の登録者は166万人以上。
照山裕子先生
歯科医・歯学博士。東京科学大学(旧:東京医科歯科大学)非常勤講師(額顔面補綴 外来)BLOOM ORAL CARE Tokyo院長。日本アンチエイジング歯科学会理事、美容口腔管理学会認定医。複数のクリニックで 診療を行う傍ら口腔ケアの伝道師としてメディア出演や執筆活動も行う。『歯科医が考案・毒出しうがい』は13万部を超えるベストセラー。
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