#131 彼からの「返信がなくて」わかったこと【40代編集長の婚活記】
9年以上も恋愛ご無沙汰な40代独女、OTONA SALONE編集長・アサミ。婚活をスタートさせて2年半以上が経つが、いまだに結婚どころか交際にも至らない。
49歳のアーティスト・ジェントルさんと2回目デートをするも、慣れないデートに疲れ「早く一人になりたい!」と、最後はそそくさと帰る。感じの悪い自分を反省し、お礼のメッセージを送るけれど……? これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
ざんねんな40代独女は「自分勝手」
20年以上も一人暮らしをしている。
「おひとりさま」がスタンダードになりすぎていて、他人と長時間一緒にいると疲れてしまう…。そのことに気づいたのはいつからだろうか? 10年前? 15年前? 記憶が辿れない。
2回目デートの最後、ジェントルさんは「このあとどうしましょうか? 夜ごはんでもどうですか?」「お腹すくようにちょっと歩きますか」と、私を気遣いながらディナーデートの提案をしてくれていた。なのに、私は早く帰りたい一心だった。
アサミ「すみません、しばらくお腹すきそうもなくて。じゃ、私こっちなんで。失礼します」
という、自分勝手きわまりない言葉を一方的に伝えたうえ、そそくさと地下鉄の階段を駆け下りていったのだ。
悩んだ末のお礼メッセージ
私って、なんて失礼な女! ひどい、ひどすぎる!
家に帰ってひと息ついて、やっと我に返った。
冷静に考えたらジェントルさんは終始やさしくて、紳士で、いい人だった。40代で恋愛も不得意な独女を素敵にエスコートしてくれた。
途中、いきなり仕事を入れたりとか謎な行動はあったとしても、そのあとちゃんとフォローしてくれた。
あぁ、自分の言動を後悔するばかり……。
ジェントルさんのこと、もうちょっと知ってみたいし、好きとかそういうのはまだわかんないけど、また会いたい気がするし、帰り際のことを謝りたいし。悩みに悩んでメッセージを送信した。
アサミ「今日はとても楽しかったです! ごちそうさまでした。最後バタバタと帰宅してすみません。いただいた口紅、さっそく使いますね。本当にありがとうございました」
ジェントルさんにメッセージを送ってから数十分たっても、数時間たっても、返信はこないままだった……。
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