#133 恋愛ベタ女が「3回目デート」でわかったこと【40代編集長の婚活記】
いちいち言葉にキュンとする
オーダーしたのは、焼餃子にニラそば、五目チャーハン、麻婆豆腐。ランチからけっこうがっつり食べている(笑)。焼き餃子は大きくてジューシーな餡、そして皮がモチモチだった。ホント美味しい。アサミ「餃子、とっても美味しいです」
ジェントル「お口に合いましたか。よかったです」
アサミ「美味しいお店をご存じですね。先日のカフェのパンも美味しかったですし」
ジェントル「それではまた行きましょう」
また行きましょう……! なんていい言葉。そう言ってくれるってことは、今後も会ってくれるってことかしら。ジェントルさんの言葉にいちいちキュンとする私。
言わなきゃ、赤リップのこと
そうだ、赤リップを塗ってきたことを言わなくちゃ。2回目デートでジェントルさんからもらった赤リップ。バッグの中にも入れていた。
けれど、なかなかそれを言い出せない。なんだか恥ずかしい。
仕事でもプライベートでも、わりと何でもストレートに言うほうだ。だけど恋愛のこととなると人格が変わる。言えないままの言葉が過去にもたくさんあった気がする。
赤リップのこと、言おう。
そう思いながらも結局言い出せないまま、ランチの時間は終わった。なんで恋愛になると、こんなに内気になっちゃうんだろう。
彼の隣を歩きながら
麻布十番の中華の店を出た。午後1時過ぎだった。
アサミ「美味しかったです。お腹いっぱいになりました」
ジェントル「天気もいいので、六本木までちょっと歩きましょうか」
アサミ「はい」
ジェントルさんと並んで歩く。お散歩デート、でいいのかな。背が高いジェントルさんは歩幅だって大きいけれど、私に歩調を合わせてくれる。やさしい空気が流れる穏やかな時間。
素敵な男性とデートするって、いいものかも……。
恋人いない歴9年以上の46歳、独女。久しぶりに「好きな人」ができたのかもしれない。
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