篠田麻里子が玄米婚!10日で3㎏美しくやせる「玄米ダイエット」とは?

元AKB48で女優の篠田麻里子さん(32)が今月16日に3歳年下の実業家(29)と結婚。2人には「玄米を食べて育ったところ」など共通点が多かったそうで、ネット上では「玄米」「玄米婚」がバズってますね!

なるほど、篠田さんのあの常人離れしたスタイルと美肌の素材の一つは玄米なのかも……。

実はオトナサローネでも昨年から「玄米ダイエット」が大人気。成功談を聞いた執筆陣が次々と自分の生活に取り入れ、みんなすばらしい成果を出しています!

 

「7号食」を食べるだけ!7号食ダイエット

ちょっとストイックですが、きっかけとなったのはこの「7号食ダイエット」。玄米だけは無制限に食べられる、ある意味究極の玄米ダイエットです。

そもそも「7号食」とは何かというと……

何でも好きなものを好きな時に食べまくっちゃう、という現代の暴飲暴食スタイルを1号食とした場合、ごはん・味噌汁に肉類を含むおかず4品が2号食、3品だと3号食、旬の野菜のおかず2品で4号食、1品で5号食、ごはんに具だくさんのお味噌汁は6号食などの段階分けした場合の、7番目の食事スタイル。

7号食は玄米のみで、おかずは一切なし。このダイエットに挑んだライター・編集者、間庭典子さんによると……

アルコールや甘いジュースはもちろん、カフェインの入ったコーヒーやお茶もダメ。飴やガムも禁止という厳しいプチ断食だけれど、ゴマ塩や無添加の梅干しなどの味付けはOK。寝る前4時間は食べない、よく噛む(30~100回!)などのルールはあるけれど、量に関しては自由。それならひもじい思いをせず、続けられるかも……とチャレンジすることを決意。

参考書にしたのは『~好きなものを食っても呑んでも一生太らず健康でいられる~寝かせ玄米生活』(荻野芳隆著・マイナビ出版)。この本によると、発芽させた玄米と小豆を保温し続けた寝かせ玄米が美味しいらしい。さっそくバーミキュラの鍋で玄米と小豆を9:1くらいの割合に塩をひとつまみ加えて炊いてみた。寝かす前でももっちりして美味しい。

これから10日間の食事はこの小豆入り玄米のみ。2,3日保温ジャーで温め続けるのが寝かせ玄米だけれど、玄米なら寝かしていなくても構わないらしい。うん、これなら続けられそう。無理ない範囲で続けていこう。

10日間食べ続けた小豆玄米。ごま塩で塩分も補給。

元の記事はこちら→できるか?「40年ためこんだ毒素を10日で排出」7号食ダイエット挑戦記♯1

間庭さんは10日を、途中でやむを得ない飲み会につきあったりしつつも、無事完走します。結果的に10日で5㎏と大成功、そこで得た感想は…

 

過剰な食欲(量ではなく質や幅のね。匂いだけでも味わいたかったり)もおさまり、気持ちも安定。このころから体重もするする落ちてきました。すでに4キロ以上落ち、体脂肪も減り、なによりもシルエットが変わった…! 体の厚みがなくなり、長方形の大きな箱(まるで段ボール!)のように固太りしていた胴体にもくびれが。うれしい。着られる服も多くなって昔のパンツをひっぱりだして着れるのに快感。体感体重はマイナス10キロくらいの感覚です。

 

なので約5キロマイナス、というのはそれしか減ってないの~~~と感じるのですが、運動量は減ったのに(草食化してやる気スイッチが入らなくなったので)筋肉量はそんなに変わらないということ。これは不思議でした。5キロは無駄な老廃物だったということ? そんなお荷物しょって今まで生きていたの? 衝撃でした。

元の記事はこちら→毒出し玄米「7号食ダイエット」10日チャレンジ♯3 体感体重は10㎏減?

ダイエットの宿命「リバウンド」も管理できた!

なお、間庭さんはこのダイエット終了後、我慢がこうじて食べ過ぎてリバウンド……とはならず、自分のライフスタイルに合わせた「ゆる玄米生活」を見事にキープ。もともとスポーツ好きでアクティブな女性ですが、より一層の健康と美の管理に成功しています。

というのも、7号食ダイエットは期間が区切られているので「自分がいつどうして何を食べたくなるのか」自分の食習慣と気持ちを見つめなおすきっかけになり、生活改善効果がとても高いから。

元の記事はこちら→玄米10日食べて毒出し「7号食ダイエット」完走した私の半年後を報告!

 

そこでゆるーい玄米生活を続けるための私なりの心得をここに。

〇食べすぎたな、という翌日の朝食やランチは小豆玄米だけの7号食に戻る。

〇小豆玄米はまとめて炊き、1食分(お椀軽めに一杯)ずつラップにくるんで冷凍庫に常備。小腹がすいた時用にミニおにぎりも外出時は携帯。

 

〇飲み物は基本カフェインなしのルイボスティ。家ではポットで温めたものを常備。暑い日はペットボトルごと凍らせて携帯。保冷材がわりにも(首や手首につけるとひんやり)。

〇コーラなどの糖分の多い飲み物が飲みたくなったらTANSANやWILKINSONなどの強めの炭酸水で我慢。(最近は自販でもよく見かけ重宝しています)

〇いろんな野菜を炒めてから煮る野菜スープをヒマなときに作りおき副菜に。小豆玄米とお漬物、具沢山のスープだけでランチは満足。家で飲むときのつまみにもなる!

〇夜、小腹がすいたら小豆玄米のおにぎりを。よく噛めば満足感もUP。

〇それでもお腹がすいたらもう食べちゃう。罪悪感を持ったら翌日は7号食でセーブ。

〇外食時には好きなものを好きなだけ。ここで変に我慢するより、自宅でリセット。

〇一人で外食する機会は玄米を出すカフェなど「健康気分」を感じられる店へ。

〇お酒も特に制限しない。ただ週に3回くらいは休肝日に。

〇基本に帰って自宅で食事するときはよく噛む! 量を気にするより食べ方重視で。

この理想的な食生活を導き出すための「準備の10日」が7号食ダイエットだった、と言えるかもしれません!

 

■玄米+酢キャベツ!パワーアップ「ヤセ菌」ダイエット

この間庭さんの7号食ダイエット記事を読んだ編集者・アロマテラピストの雨宮あかりさんは、「試したい!でもアルコールがNG……」と迷います。ですが、ちょうどそのときTV「世界一受けたい授業」で藤田紘一郎先生のヤセ菌・デブ菌の話を目にして戦慄。

藤田先生の提唱は、玄米+発酵食品です。これならできるかな……?と意識が変わったそう。

元の記事はこちら→酢キャベツ・玄米・発酵食!「ヤセ菌ダイエット」10日間体験レポート#1

まずは戦慄の「デブ菌チェックリスト」を試してみて!

そうそう。デブ菌が多いかどうかのチェックリストもありました。そのときに取ったメモによると、以下のような感じ。

□ 小食なのに太っている

□ ダイエットしても成果が出ない

□ 発酵食品をあまり食べない

□ 風邪をひきやすい

□ 肌の調子が悪い

□ 運動をあまりしない

□ 大便・おならがすごく(笑)臭い

□ 便秘・下痢をすることが多い

 

 

 

ってことで、見事デブ菌の配下にいることがわかった私は、さっそくスーパーへ駆け込みました。まずは玄米、キャベツをまるごと1個。酵素を取るのに生野菜も食べたいから、蒸し鶏(鶏の胸肉)も作らなきゃ。あとは、玄米のお供として小豆やごま塩、梅干なども購入。

 

 

ここで雨宮さんが迷ったのが、発酵食品をどうするか。実は雨宮さんは納豆がちょっと苦手。また、アロマセラピストがキムチ臭いということはあり得ないため、ニオイの出る食品もNG。悩みに悩んで考えついたのがザワークラウト!発酵キャベツです。市販の瓶詰も使えるほか、自分で漬けることも可能(でも結構難しい)。そのほか、酢キャベツも作って挑むことに。

 

とまぁ、こ~んな感じで、あれこれ自分の生活に合うようアレンジしつつ、ダイエットを開始。決めたルールは以下のとおりです。

  • 朝晩、食事の前にザワークラウトか酢キャベツ、もしくは両方食べる。
  • 朝と昼はできるだけ玄米菜食(肉と魚控えめ)。
  • 夜は玄米と、普通のおかず。
  • おやつは玄米おむすび、ナッツとドライフルーツ。
  • 就寝前4時間は食べないようにする。
  • 糖分、アルコール、カフェインをできるだけ控える(あくまでも、できるだけ)。

「もしかしたら玄米と酢キャベツorザワークラウトだけで10日間くらいならイケるんじゃない?」とも考えました。しかし別途3人の子供たち(私は40代バツイチシングルです)には食事を作らねばならず、ということは味見だってする。味見だけして、おかずを食べないなんて我慢できるわけないじゃん!

と言いつつも。さっそく玄米を炊き、酢キャベツを作ります。ザワークラウトは発酵させるまでにちょっと日数がかかるので、まずは市販品からスタート。

元の記事はこちら→「酢キャベツ」は効く?40代の「ヤセ菌増やし」ダイエット10日チャレンジ#2

玄米はこう炊いた

【材料~2合を炊く場合】

□ 玄米:2合

□ 小豆:40ml程度

□ 自然塩:小さじ1/2程度

□ 水:500ml(炊飯ジャーの場合は目盛通りに。圧力鍋なら400ml)

10年ほど前に購入した炊飯用の土鍋が大活躍。毎回少しずつ炊き上がりが違うので飽きずに食べられます。

 

酢キャベツは味は微妙だけど簡単!

【酢キャベツの材料】
□ キャベツ:1/2玉

□ 酢:200ml

□ 自然塩:小さじ2

 

キャベツを千切りにし、ポリ袋に入れ、塩を加えてもみもみもみ。さらにお酢を加え、冷蔵庫で半日ほど漬ければ完成!

これはですねぇ。うーん……。好みにもよるとは思いますが、正直おいしくはない。しかも私は黒酢で作ったため、かなり酸味が強めになってしまいました。ただ、少し置いておくと、多少味がまろやかになってきます。酸っぱいのがとても苦手な人は、初めからりんご酢あたりで作るのがオススメ。

そして結果は…

4回連載の記事を読んでいると、途中でまあ飲み会にちょいちょいと出席し、この人大丈夫なのかとハラハラする雨宮さんのトライ。ですが、よく考えたら誰でも10日もトライするなら途中で食事会の1つも入るのです。問題は「どう飲み会を回避したか」ではなく「みんなはどう乗り越えたか」実践の知恵のほう。

雨宮さんも上手に飲み会を乗り切り、9日目には「代謝アップ」を実感しています。

元の記事はこちら→40代の「ヤセ菌ダイエット」酢キャベツ10日でここまでやせた!チャレンジ#4

そういえば6日目あたりから、少し動くと体が熱を発している感覚が出てきました。食べたものがきちんと消化吸収され、しっかりエネルギーに変換されている感覚。前よりたくさん食べているし、ぽかぽかしていて、とにかく元気!体を動かしたくて仕方がありません。 これはチャンス!とばかりに、以前からマイペースに続けているスクワット(30回)やプランク(30秒)などの体幹トレーニングを朝から2セットずつ。続いて断捨離をスタート。捨てて捨てて捨てまくりました。

結構難しいザワークラウトづくりにも見事成功!(私は2回失敗したことがあります。腐敗しやすいのです)

 

【ザワークラウトの材料】

□ キャベツ:500g

□ 自然塩:小さじ2

□ ローリエ、キャラウエイ、唐辛子、ブラックペッパーなどをお好みで

そして、結果的に10日で2.3㎏減を達成。そして、ヤセ菌ダイエットの成果は体重そのもの以外にもありました。

 

さて、この日の夕食は、自家製ザワークラウトと玄米、煮物と味噌汁。10日間やってみて、こんな感じの食事が当たり前になってきました。

 

体重は、トータルで-2.3kg。目標値にはやや及ばなかったけれど、体質が変化したのは実感できました(部屋も多少は片付いたし♫)。心なしか肌のトーンが明るくなったのは、キャベツに含まれるビタミンCのおかげかしら。

 

その後揺り戻しもありながら12日で3㎏減を達成、すっきりした身体で新しくヒップホップダンス教室にも通い始めました。なお、雨宮さんは席も近いので毎日会いますが、もともと小顔なのですが、最近もう一回り全身がほっそりした印象が。彼女もまた玄米でより一層の美を健康を手に入れたのは間違いありません!

 

玄米をきっかけに生活が変わる、新しいことができる。篠田さんのご結婚をきっかけに、玄米に挑んでみませんか!

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