#134 婚活の分かれ道は「3回目デート」で決まる?【40代編集長の婚活記】
1年以上前の鑑定なのに
占いは好きだけれど、正直「当たるも八卦、当たらぬも八卦」だと思っている。でも、ここまで具体的な外見やライフスタイルの条件がぴったり一致してしまうなんて、驚きだ。正直、鑑定をしてもらったときはまったくピンと来なかった。身長が高い男性がタイプなわけでもなかったし、別居中でも子供がいる人はちょっと……と、当時は思っていた。
それに、鑑定してもらったのは1年以上前。正直ちょっと忘れかけていたのだ。
けれど、ジェントルさんは鑑定の内容にビックリするほど当てはまっている。むしろハズレているところがない。また、私の胸はドキドキしはじめた。
自分からも「あの言葉」をいってみた
ランチのお店を出てから10分ちょっと散歩をして、六本木に着いた。特に何をするかは決めないまま歩いてきた。
ジェントル「どうしましょうか。行きたいところとか、ありますか?」
アサミ「美術館はどうですか? この近くにはいくつかありますし、ジェントルさんと一緒に観てみたいなと思って」
実は3回目デートが麻布十番あたりに決まってから、ランチのあとのことは自分が提案できるようにしようと調べておいたのだ。そして私も「一緒に○○したい」と口にしてみた。どう思うかな?
初めての「婚活デート下調べ」
私からデートで行く場所を提案したのは、2年半の婚活で初めてだった。それは婚活に対してもう受け身じゃなく、能動的になろうと決めたから。
ジェントル「いいですね。どこで何をやってるかな」
アサミ「国立新美術館で、こんなアート展をやってますよ」
サッとスマホの画面を見せた。これも事前にリサーチ済みのことだった。アート関係のお仕事をしているジェントルさんなら、きっと興味を持ってくれるんじゃないかと考えて。
ジェントル「あ、いいですね。僕、このアーティスト興味あります」
アサミ「よかった。それじゃ、行きましょうか」
ジェントルさんが私の提案に興味を持ってくれた。よろこびと安堵の気持ちをかかえながら、美術館へと向かった。
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