#134 婚活の分かれ道は「3回目デート」で決まる?【40代編集長の婚活記】
またもや予想外の展開?
もう1カ所? 美術館をハシゴするの? 予想外の展開だった。でもま、いっか。アサミ「いいですね。どちらの美術館ですか?」
ジェントル「近くのギャラリーなんですけど。僕、わりと好きな場所なんです」
六本木にある現代アートやデザインのギャラリーだった。通好みの展示が多いということで知ってはいたけれど、今まで入ったことはなかった。
アサミ「行ったことないので、行ってみたいです!」
さすが職業・アーティストなだけあって、ジェントルさんはいろいろな美術館やギャラリーによく通っているようだった。
アートのはしごデート
そのギャラリーには初めて入ったけれど、面白かった。彼の好きな場所に連れてきてもらったということも、うれしかった。
そして、ジェントルさんがアートやデザインの解説をしながら観ることができたので、よりいっそう興味深く感じた。ステキ……! 私が知らないことをたくさん知っている。そんなジェントルさんにいっそう尊敬の気持ちをいだいた。
ジェントル「おつきあいくださってありがとうございます」
アサミ「こちらこそ。お話を聞きながらとっても勉強になりました」
ジェントル「そう言っていただけるとうれしいです」
ちょっと照れたような笑顔を浮かべるジェントルさん。そんな彼の笑顔を見て、胸がキュンとした。
「好きになる」ということ
一緒にいてドキドキする。
やさしくされてキュンとする。
よろこぶ顔を見てうれしい。
話を聞いて尊敬する。
こんなふうに思うのが、“好きになる”ということなのよね? 今までお付き合いしたのは相手から好意を伝えられて始まったパターンが多かったから……。加えて占いの鑑定と一致しすぎているジェントルさん。だからってわけじゃないけど……。
いま、私はジェントルさんを好きになっている。恋をしている。3回目のデートで自分の気持ちを確信したのだった。
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