【更年期と自律神経】イライラ・多汗・不眠…更年期の不調は我慢不要!自分に合う「セルフケア」の取り入れ方

更年期と自律神経をととのえる本 - 東洋医学が効く!

イラスト/pum
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女性の身体は「7の倍数」の年齢で変わる

東洋医学では、女性の身体は7年ごとに変化の節目を迎えると考えられています。

この考え方は、中国最古の医学書の一つで、東洋医学の基本理論や哲学が記された古典『黄帝内経(こうていだいけい)』に由来するもので、2000年以上も前から女性のライフサイクルが「7の倍数」で変化するという理論が説かれてきたことになります。

ここでは、更年期に関係する女性ホルモンの一種「エストロゲン(別名:卵胞ホルモン) 」の分泌の変化から「7の倍数」の年齢ごとに身体に影響する働きをひもづけ、それぞれの年齢における身体の変化や自覚症状についてご紹介していきましょう。

 

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【思春期から青年期へ】

●14歳:月経が始まり、女性としての成長が進む。骨盤が広がるなどの女性特有の身体的特徴が現れる。思春期に入りエストロゲンの分泌が急激に増加し始め、感情の起伏が激しくなることもある。

●21歳:女性としての身体が完成形に近づく。エストロゲンは脂質や糖の代謝をサポートするため、この時期は基礎代謝が高く、体型を維持しやすい。社会活動が増えストレスがかかることも多くなるが、ホルモンバランスが比較的安定しており、適応力や集中力が高まりやすい。

●28歳:身体機能や生殖機能がピークを迎え、最も安定した状態に。精神的にも安定しやすく、社会的活動やキャリア、家庭生活において充実した時期を迎えることが多い。エストロゲン分泌が最も安定するため、骨密度や筋肉、肌の健康などの状態が安定し、心身ともに成熟期を迎える。

●35歳:老化の兆しが現れる。髪や肌、代謝の変化が始まり、自覚症状は少ないものの加齢やストレスが影響し、月経周期が乱れることもある。エストロゲン分泌もこの頃からゆるやかに減少し、卵巣機能が低下傾向に。肌のハリや弾力が少なくなり、シワや乾燥が気になり始める。

【更年期への移行期】

●42歳:体力の低下を感じたり、シワや白髪が目立ち始める。エストロゲンの分泌が加速度的に減少することからホルモンバランスが不安定になりやすく、心理的変化として感情の浮き沈みが激しくなることも。 月経周期が乱れたり、 経血量が増える・減少するなど生理の変化が現れやすくなる。

●49歳:成長や生殖に関係する機能が低下し、ホルモンバランスが崩れやすい時期。
エストロゲンの分泌が急激に減少することから、閉経を迎える平均的な年齢に当たる。閉経によりホルモンバランスが大きく乱れ、自律神経の働きにも影響しやすく、感情面でも不安定になりやすい。

【閉経と更年期の中心期】

●56歳:肉体的な衰えが加速する時期。聴力や視力の変化も感じやすくなるが、この頃に老化予防にしっかり意識を向けてさまざまな機能や状態をできるだけキープするよう努めることで、更年期以降の健康年齢に差が生まれる。一方でホルモンバランスの変化は安定するため、人生経験を重ねたことで生まれる精神的な落ち着きや安定感が得られ始める時期。

【更年期後の安定期へ】

皆さんはこれらの変化をご自分と照らし合わせて、どう感じたでしょうか?

ここでは東洋医学の考えと西洋医学的なホルモン作用の変化を一緒にまとめましたが、一般的に35歳頃からエストロゲンの分泌がゆるやかに減少し始めることで、更年期の自覚症状が現れやすくなります

28歳で身体的なピークを迎えたら、そのあとはいかに老化スピードをゆるやかに安定させていくことができるか――それこそが更年期症状にも、健康寿命にも、さらに美容においても大切なポイントになります。

そして、その鍵を握るのはほかでもない「自律神経の力」です。自己修正力・自己免疫力が満ちていれば、不調の数や症状の度合いを最小限に抑えることができるからです。

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