「ビールを飲んでいれば、水分はとらなくてもいい」は誤解。医師がすすめる「夏に体を冷やさずにキンキンに冷えたビールを味わう」たった1杯のカンタン温活習慣とは?

夏バテしない美味しいビールはおつまみ次第

暑い夏は仕事終わりのビールがとても美味しく感じられると思います。ビールを飲んでいれば、水分はとらなくてもいいと勘違いされている方が多いのですが、それは誤解です。

 

お酒を飲むと、途端にトイレが近くなると思います。お酒には利尿作用があるため、飲んだ量がそのまま体に水分として残るわけではありません。できれば、お酒を飲んだときには、それと同量の水分を意識してとるほうが本来、体にとってはいいのです。

 

でも、ビールを飲んでいるときに水を飲むと、せっかくのビールが美味しくなくなる……と思う方も多いと思います。そんなときは一緒に食べるおつまみを工夫してください。一番のおすすめは枝豆。まず汗で失われた塩分がとれ、塩は体を温めてくる調味料でもあります。さらに豆類に含まれるビタミンB群はビールの糖質を燃やしてくれるというダイエット効果も。そして肝臓の代謝を促すタンパク質も含んでいるという、最強のおつまみです。ほかにも塩分を含んだお新香や、質のいいタンパク質を含んだお刺身、薬味たっぷりの冷ややっこも夏のおすすめメニューです。

 

一日中冷房の中にいた場合、夜のビアガーデンで暑さを感じても体の中には冷えが残っています。そこへ冷たいビールを飲んで胃腸を冷やしてしまうと、体調を崩すきっかけにもなります。そこで冷房冷えの日の飲み会前にひと工夫。夕方頃に温かいお味噌汁を1杯飲んでみてください。これだけで胃腸を温めることができまし、お味噌汁なら塩分も補給でき、発酵食である味噌は栄養価も高く、飲み会での食べ過ぎ防止にも役立ちます。

 

仕上げは帰宅したらお風呂に入って温まったり、腹巻をして寝れば胃腸の冷えはだいぶ落ち着きます。ビール自体では温活はできませんが、ビールを飲む前後の習慣やおつまみの選び方を変えることで、体の中は冷やさずに、キーンと冷えたビールをおいしく飲むことができますよ。ぜひ暑い夏こそ、冷房に負けない小さな温活を重ねて、夏バテしない習慣を身につけましょう。

 

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撮影/森﨑一寿美

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