過去の最高体重が“老化”を早める?40・50代の2人に1人が「90歳まで生きる時代」に絶対やってはいけないNG習慣【京都府立医大・内藤先生が解説】
40・50代女性は2人に1人が90歳を超える?大事なのは「見た目だけのアンチエイジング」ではなく
――オトナサローネ読者の40~50代女性については今の高齢者のように長生きすると思いますか?
そうですね、だいたい2人に1人の割合で90歳を超えていくと思います。そうなると女性の40代から50代ってまだまだ人生の半分なんですよ。ですからオトナサローネ読者の世代の方々は、80歳くらいまでは働くと思います。昔の人が作った人生設計は成立しないと捉えたほうがいい。これからの人の長生きの話で言うと、やはりただ長生きするのではなく健康寿命を延ばすことで長く働いて社会に貢献し、お金の投資をし、若い人の世話にならなくて済むシステムにさらに移行していくでしょう。
――体の健康や長寿はもちろん、若く美しい見た目を維持したいオトナサローネ読者は多いです。若く見える人と老けて見える人の違いについて先生はどうお考えですか?
たくさんの若々しい方とお会いしますが、やはり見栄え目的のためだけにアンチエイジングを続けるのは限界があるように思います。若々しく長生きして何がしたいのか、信念を持って、自分に合ったアンチエイジングを継続することが重要でしょう。しっかりと生きがいがあるから健康管理をするからこそ、結果として若々しくいられているなという印象です。やっぱりただ単に『若く見せたい』、『異性にモテたい』という気持ちでアンチエイジングをしても心が伴っていないのでうまくいかないのでしょうね。
私の研究でも前向きに仕事や人生に向き合っていたり友達やコミュニティで社会コミュニケーションを取ったりしている人は生きがいスコアが高く、これが健康寿命や若々しさに深く繋がっていることがわかりました。生きがいがないと人はどんどん死んでいく。生きがいがあるから自分の食事や生活習慣を考えていいほうに向かっていく。『この食べ物だけ食べればいい』、『綺麗になるために』というアンチエイジングではなく、生きがいを持って自分の人生を考えて食べ物や運動を考えるから継続できるのかなと思います。
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