
#145 何か起こる⁉ 40代独女、初めての「二人きり」【40代編集長の婚活記】
どうしよう、ドキドキしてる
コーヒーカップを手に取ろうとして、ソファの背もたれから体を離した。コーヒーを口にする。
ジェントル「髪、キレイですね。ツヤがあってサラサラ」
ソファにもたれていた彼が言った。
アサミ「ありがとうございます。でも最近ちょっとエイジングを感じてますけど(苦笑)」
ジェントル「それに肌もキレイ」
また恥ずかしくなった。コーヒーカップをテーブルに置き、手で顔を覆った。
アサミ「そんな見ないでください。恥ずかしい……小ジワとかシミとかそばかすがありますし」
ジェントル「そんなことないです。キメが細かくて、スベスベ」
そう言って、左手だけ私の顔からはずし、彼は自分の太ももの上に置いて撫でている。わ、どうしよう!
手を撫でているジェントルさん
しばらく沈黙が続いた。その間、ジェントルさんはずっと私の手を撫でていた。そして、指を絡ませながら手をギュッと握ってきた。
彼と手をつないでる……! 手を持たれたり、手のひらを合わせたことは何度もあったけれど、手をつなぐのは初めて! 体温が伝わってくる。あったかい。
ジェントル「アサミさん、今日は誘ってくれてありがとう。お待たせしちゃって、美術館も行けなくてごめんなさい」
アサミ「いいえ、今日、お会いできただけでうれしかったです」
素直な気持ちを伝えた。
「会えてうれしい」ことを伝える
私の手を撫でるのをやめ、こちらを向く彼。
ジェントル「ホントですか?」
アサミ「私、ジェントルさんと一緒にいるのがうれしいんです。優しいし、お話し楽しいし、色んな事教えてもらってるし」
ジェントル「僕もうれしいです。いつも僕のとりとめのない話を聞いてくれて」
そして彼は私の肩に手をまわし、そのまま引き寄せた。
ジェントル「アサミさん……」
彼の香りにふわりと包まれる。ドキドキドキ。いままでで一番、脈が早くなった。これは、この展開は……!
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