「離婚したい」そう告げた瞬間、夫は私を打った。スーツケースひとつで子どもと逃げた妻の決意
お金を出しているのは私なのに…
夫が会社を始めるため、そして続けるためのお金を出したのは、Mさんでした。Mさんは自分の仕事をしながら、夫の会社まで手伝っています。それなのに夫の中では、いつの間にか「俺が妻を食わせている」という話に変わっていたのです。
これは、モラハラで起こりやすい「現実のすり替え」です。自分が助けてもらっていることを認めない。妻がしてくれたことに感謝もしない。本当は妻に支えてもらっているのに、「俺がお前を養っている」という立場に話をすり替えてしまうのです。
こうしたことを繰り返されると、妻の側も次第に、自分の感覚に自信が持てなくなっていきます。
「私にも悪いところがあるのかもしれない」
「もっと仕事ができれば、文句を言われないのかもしれない」
そう考えて、さらに頑張ってしまうのです。
でも、問題はMさんの頑張りが足りないことではありません。どれだけMさんが頑張っても、夫の「自分が上で、妻が下」という考えが変わらない限り、状況は変わりません。
ある日、子どもを侮辱されて 次ページ
この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
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