「離婚したい」そう告げた瞬間、夫は私を打った。スーツケースひとつで子どもと逃げた妻の決意
調停が始まっても、夫は…
家を出たからといって、夫との問題が終わったわけではありません。現在も、離婚調停が続いています。夫は、「お金がない」の一点張りです。貸したお金も返せない。婚姻費用も払えない。そう主張しているのです。
調停委員からは、
「ご主人がお金がないと言っているので、慰謝料は諦めましょう」
と言われました。しかしMさんは、夫の会社を手伝っていた間に撮影していた通帳や、会社の怪しいお金の流れ、税務処理の不透明さがわかる資料を証拠として持っていました。
ただ、自分ではその証拠をどう扱えばいいのかわからなかったため、法テラスを利用して弁護士に依頼することにしました。
「自分の味方がいる」
そう思えるだけで、Mさんは安心できたといいます。これからどう動いていけばいいのか、一緒に考えてくれる弁護士がいることにも勇気づけられました。Mさんは新しい仕事を始め、少しずつ生活を立て直しています。
しかし、子どもの心には大きな負担がかかっていました。2度の転校を経験した子どもは、
「学校に行きたくない」
と言うようになり、不登校になってしまいました。
医師からは、適応障害と診断されました。
「子どものために離婚しない」
そう考えて我慢を続けている女性は少なくありません。
もちろん、離婚だけが答えではありません。ただ、子どもは大人が思っている以上に、家庭の空気を敏感に感じ取っています。母親が毎日否定されている。誰かの機嫌に、家族全員が振り回されている。言い返せば責められるから、黙っているしかない。そんな家庭の中で暮らし続けることも、子どもの心に大きな負担を与えてしまいます。
カウンセラー麻野祐香がMさんにかけた言葉 次ページ
この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
















