#147 婚活で大切なのは「条件じゃなく」アレだった【40代編集長の婚活記】
圧倒的に「自信がない」こと
ジェントルさんはどうして私なんかを好きになってくれたんだろう?他にも素敵な女性はたくさんいるのに。
それに、ずっと好きでいてくれる保証はない。
「やっぱりなんか違った」とか言われてフラれちゃうんじゃないか……。
たぶん過去の恋愛のトラウマなのだろう。相手から好かれて交際が始まったのに、1年もしないうちに相手から去っていくパターンがほとんどだった20、30代の恋愛。
男性から「継続して」愛されることがなかった。だから、一瞬の好感を持ってもらえたとしても、ずっと好きでいてもらえる自信が圧倒的にない。
何度も会って話している中で、ジェントルさんは誠実な人、勝手に去っていかない人だと思った、いや思いたいけれど……。
アラフィフ男性「戻りガツオ」多し⁉
彼の家に着いた。
先週はアトリエだったけれど、今日は自宅。男性の部屋に入るのも9年半ぶりのことだ。
またお部屋からいい匂いがした。グリーン・ウッディな香り。センスのよい家具が置かれたオシャレな部屋だった。こういう所までいちいち素敵。そっけない私の部屋よりずーっとオシャレ。
改めて、こんな素敵な男性が独身でフリーだったことが驚きだ。素敵な男性は結婚してるか彼女がいるものだと思い込んでいた。多くの男性が20、30代で結婚をするけれど、3組に1組は離婚すると言われる昨今、40、50代あたりで独身市場に戻ってくるのだろうか。
脂がのった戻りガツオのような⁉ そう思うとアラフィフ世代には素敵な独身フリー男性が意外といるのかもしれない。
彼にごはんを作らせる40代独女
夕食に作ってくれたのは、チキンのグリル、クスクスのサラダ、野菜スープ。ご飯も炊いてくれた。見た目からして華やかな料理。
私はちょっと食器を洗うお手伝いをしただけで、ほとんど何もしてない。ジェントルさん、確実に私より料理上手。料理が苦手な私にはホントに理想的な人!
アサミ「いただきます」
さっそくスープからいただく。
アサミ「美味しい!」
ジェントル「味、薄くないですか? わりと塩を控えめにしてて」
アサミ「全然です! 美味しい」
クスクスのサラダも美味しかった。そしてメインのチキン。外がカリッと中はふっくらジューシー。
アサミ「ほんっとに美味しいです。こんなの作れるなんてすごい。尊敬します!」
ジェントル「簡単ですよ。オーブンで焼くだけだから」
それにしても付き合って初めてのおうちごはんって、フツーは彼女の手料理が多いよね。彼に手料理を作ってもらうなんて……恵まれすぎ!
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