#148 AK男子じゃなくGK女子⁉ 40代独女「恋愛の不安」とは?【40代編集長の婚活記】
人生初! 毎週末デートをする関係
毎週末、彼の家に行くようになり、泊まるのが当たり前になり、だんだんと着替えや化粧品などの私物を置かせてもらうようになった。完全に恋人同士の関係。よく考えたら、いままでお付き合いした男性は毎週デートすることなんてなかったな。それは相手がそれを望まなかったこともあるし、私も望まなかったからだろう。当時はそのくらい自由度があるお付き合いのほうがいいと思っていた。
けれど、恋人と毎週デートするのって、ただ単純に楽しい。それまで週末の食事はほぼ一人で、テキトーに作るかそのへんで買ってきてパパッと食べていた。誰とも会話しないからソッコーで食べ終わるのだ。
だけど、ジェントルさんと二人で食事をするときは……何を食べるか考えることから始まって、買い物に行ったり、一緒に作ったり(私はほぼ見てるだけだが)、会話をしながらゆっくり食べる。
休日の食事の時間が、ただ食べるという行為だけではないものになった。それがとても新鮮であり、人と一緒にいることの幸せを感じた。
ジェントルさんから教わったこと
ジェントルさんのステキなところはたくさんあるけれど、私が何より驚いたのは「ほめ言葉」をたくさん口にしてくれるところ。私が過去に付き合った男性は、釣った魚にはあまりエサをくれないタイプだったのだろう。ほめ言葉をあまり口にしてくれなかった。
でもジェントルさんは何度も言ってくれる。海外経験が多いからなのかもしれないし、もともとそういう性格の人なのかもしれない。ほめることって、ちょっと照れちゃうところはあるけれど、たいていの人はうれしい気持ちになると思う。相手を幸せにする、ステキな言葉だ。
だから私も彼のいいところをちゃんと言うようにした。
「オシャレですね」
「カッコいい」
「その服、似合います」
「肌キレイ」
「いいにおいがする」
「お鼻が高くていいな」
よくよく考えたら、私も過去に付き合った男性たちを「ほめ言葉」を言っていなかったな。
相手のいいところを思ってるだけじゃ伝わらなくて、ちゃんと口にすることって大事。これはジェントルさんが気づかせてくれたことだ。
久しぶりに彼と会わない週末
付き合い始めてから毎週末は全部ジェントルさんとデートしていたけれど、ある週末、私は親友との1泊旅行の予定が入っていて(付き合う前に予約していた)、彼とのデートをごめんなさいした。その埋め合わせというわけではないけれど、デートは金曜日にした。
アサミ「ごめんなさい、土日に会えなくて」
ジェントル「いいんです。前から予定していたことでしょ? 僕も久しぶりに友達と会うから」
アサミ「でも次の土日は空いてます」
ジェントル「じゃ、来週はお泊りできる?」
アサミ「はい!」
会えなくても、来週の約束ができるだけで幸せな気持ちになれる。単純だ。
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