【寒い季節の頻尿問題】「またトイレ…」がつらい!噂の対策は本当に効果がある?
イラスト/Lely
「さっき行ったばかりなのに、もうトイレに行きたい」「寒い季節のお出かけは、トイレの心配ばかり……」冷えを感じる季節になると、このような悩みを感じることはないでしょうか。楽しみにしていた映画や旅行やライブも、途中で席を立つことを考えると、気が重くなってしまいますよね。
そんなとき、SNSで「これを食べると尿意を抑えられる」という投稿を見かけたら試したくなるかもしれません。今回は話題の食品と頻尿の関係、そして寒い季節に取り入れたい対策をご紹介します。
トイレの場所ばかり探してしまう……。頻尿が奪う日常の安心
外出先に着いたら、まずトイレの場所を確認。映画では通路側の席を選び、長時間のバス移動はできるだけ避ける。さらに、周囲から「またトイレ?」と言われるのが嫌で、人と会う約束まで減らしていないでしょうか。
夜も尿意で何度も目が覚めてしまうと寝不足になり、翌日の仕事や家事がつらくなることもあります。頻尿は単にトイレの回数だけではなく、毎日の安心感にも関わる悩みです。さらにこれからの季節は、寒さによる刺激で尿意を感じやすくなることがあります。ただし、寒さによる尿意ではなく、過活動膀胱や膀胱炎、糖尿病などの病気が関係する場合もあります。「寒いから仕方ない」と決めつけないことが大切ですよ。
本当に効くの?SNSで有名な頻尿対策

Photo:O-DAN
「ライブ前に食べたら、最後までトイレに行かずに済んだ」なんて体験談を見ると、手軽な頻尿対策として期待したくなりますよね。ただし、トイレの回数は飲んだ水分の量や気温、緊張などにも左右されます。個人の経験だけでは、その食品の効果を判断できないので注意しましょう。
飴を舐めれば「トイレの回数が減る」は本当?
SNSで話題になっている食品のひとつが、某ボンタンアメです。某ボンタンアメは、もち米や水飴などを使ったお菓子。しかし、食べることで頻尿が改善したり、尿意を抑えられたりする効果は、医学的に確立されていません。
「食べたから大丈夫」という安心感や、その日に飲んだ水分の量などが、体感に影響した可能性も考えられますが、これらも推測です。お菓子を食べたことと、トイレに行かなかったことを、そのまま結びつけないようにしましょう。
「和菓子は頻尿の味方」は本当?
餅や大福にも、同じような期待が寄せられています。糖質は、からだの中でグリコーゲンとして蓄えられる際に水分を伴いますが、その仕組みがあることと、和菓子で尿意を抑えられることは別の話です。
某ボンタンアメ同様に「餅や大福を食べれば必ずトイレを我慢できる」という効果は証明されていません。「多く食べるほど安心」と考えると、糖質やカロリーの摂りすぎにもつながります。楽しむためのおやつとして、適量を心がけてくださいね。
本記事ではSNSで噂されている食品と頻尿の関係についてお届けしました。
つづく▶▶「寒い季節もトイレを気にせず出かけたい…」40代・50代女性の頻尿問題、医師が教える解決法
では、寒い季節に取り入れたい頻尿対策について、医師のアドバイスをお届けします。
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