【落ち込まないで!】「気分が上がらない」のは季節のせい? 更年期女性に訪れる秋の心のゆらぎとは

「朝起きても、何もする気になれない」「やらなきゃいけないことはあるのに、からだが動かない」秋になってから、このような変化を感じていませんか。

 

今までできていた家事や仕事が進まないと、「私が怠けているだけ?」と自分を責めてしまうかもしれません。しかし、秋は日照時間の変化などによって、心身の調子が揺らぎやすい季節です。さらに40〜50代では、更年期の変化が重なっている可能性もあります。気合いで乗り切ろうとする前に、動けない背景と対策を知っておきましょう。

 

Q:朝から何もしたくない……。自分の心が原因ですよね?

イラスト/lely

「体調も悪くないし、何もしたくないのは気持ちの問題だから頑張らなきゃ」と考える必要はありません。気分の落ち込みや意欲の低下には、日照時間の変化、睡眠不足、更年期に伴う心身の変化、家庭や仕事のストレスなど、さまざまな要因が関係します。とくに、以前は問題なくできていたことが負担に感じるようになった場合は、自分の性格だけを原因にせず、最近の睡眠や体調、生活環境なども振り返ってみましょう。

 

自分を責めないで! 秋に心が重くなる3つの背景

Photo:O-DAN

秋の気分の変化には、季節特有の環境と更年期世代ならではの事情が重なっている場合があります。考えられる背景を1つずつ確認しましょう。

 

短くなる日照時間

秋は夏より日が短くなり、朝晩も暗い時間が長くなります。日光を浴びる時間が減ることで、体内時計や睡眠・覚醒のリズムなどに影響を与える可能性があります。「睡眠時間は増えたのに疲れがとれない」「朝なかなか起きられない」「甘いものや炭水化物が無性に欲しくなる」といった変化は、季節性の気分の落ち込みでみられることがあります。

 

季節性感情障害やうつ病

「秋だから仕方ない」と、つらさを放置しないことも大切です。季節性感情障害のうち、冬季に症状があらわれるのがいわゆる「冬季うつ」です。真冬特有のものと思われがちですが、実は秋ごろから気分の落ち込みや過眠、意欲低下などが始まることがあります。また、気分の落ち込みは季節性感情障害だけでなく、うつ病などでも起こります。仕事を休む日が増えた、家事ができない、人付き合いを避けるようになったなど、日常生活に支障が出ている場合は医療機関に相談しましょう。

 

更年期障害と環境ストレス

更年期には女性ホルモンの分泌量が大きく変動しながら減少し、不眠や疲労感、イライラ、気分の落ち込みなどがあらわれることがあります。さらに、ほてりや発汗で眠れない、仕事で責任が増える、家族の状況が変化するといった負担が重なることも。複数の要因が積み重なり、秋になって心身のつらさが目立つ場合があります。

 

 

本記事では、40代50代女性に訪れる秋の心のゆらぎの原因についてお届けしました。つづく

▶▶【40代・50代の秋の無気力】医師が教える「頑張りすぎる前」の心身の労わり方 

では、無気力を打破する対策をお届けします。

 

 

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