
【40代編集長の婚活記#156】 別れ話?それとも? 20日ぶりの彼からの電話とは
約20日ぶりに聞く、彼の声
ジェントル「もしもし、アサミさん?」
久しぶりに聞いた彼の声。いつもと変わらない、ちょっと高めのやさしい声。声が聞けただけでもちょっとうれしく思う。
アサミ「お久しぶりです。体調のほうは大丈夫ですか?」
ジェントル「うん……。正直、そんなによくはないけど今は大丈夫です」
アサミ「お仕事はどうしてるんですか? 休んでるの?」
ジェントル「ううん。仕事は行ってる。通院はしてるけど」
安心する気持ちと、心配な気持ち
その言葉に、ほんの少しだけホッとした。
アサミ「そうですか……。でもちょっと安心しました。臥せっているのじゃないかと心配だったから」
ジェントル「心配かけてしまって、ごめんね」
アサミ「いいんです。今日、声が聞けただけでも私はうれしいから」
少し、間があった。私が言った“うれしい”という言葉に、彼はちょっと身構えたように感じた。
ジェントル「今日僕は、言わなくちゃいけないと思って電話したんです」
アサミ「何でしょうか……?」
さっきの間といい、もうイヤな予感しかしない。また私はフラれるんだ……。
「言わなくちゃ」いけないことって?
ジェントル「病気がわかってから、改めてアサミさんとのこと、考えていたんです」
アサミ「はい……」
私のこと考えてくれたなんて。私も毎日、考えてました。
ジェントル「アサミさんはやさしいから、大丈夫って言ってくれるけど。僕はやっぱり、アサミさんに迷惑かけちゃいけないって思って」
メッセージのときもだったけど、また迷惑って話をしてきた。
アサミ「迷惑だなんて、全然です」
ジェントル「いいえ、迷惑かけてます」
頑なに、私への迷惑のことを伝えてくる彼。
ジェントル「これから先、僕はずっと病気とつきあって生きていくわけだし、いつ何があるかはわからない。そんな僕にアサミさんを付き合わせてはいけないと思ったんです」
アサミ「そんなことないです。私はあなたがどんな病気でも、いえ病気だからこそ、そばにいたいんです」
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