【40代編集長の婚活記#157】 「ごめん」って? 距離を置いた恋人と再会してみると
会う前日に、メッセージが届く!
ジェントルさんと会う約束をしたのは、電話から3日後の土曜日だった。
前日の金曜日の夜遅く、彼からメッセージが届いた。
ジェントル「土曜日、お会いするのはうれしいのですが……ごめんなさい。やはり身体のことを考えるとこの先、アサミさんのことを振り回してしまうのはよくないと思っています。」
あれ? コレはもしかしてやっぱり会うのはやめたいのかな……。
心が揺れている、ジェントルさん
即レスせず、ちょっと放置してみた。すると
ジェントル「そんな狭間でもよろしければ。アサミさんもお忙しいと思うので、どうか無理なさらないでください」
たぶん揺れてるんだな、ジェントルさん。会いたい気持ちと、会わないほうがいい気持ちのあいだで揺れている。
……っていうことは、私のことを拒絶しているわけではないよね?
まだ続けていける可能性は、あるよね?
自分で自分に言い聞かせた。
その夜のメッセージは、ジェントルさんにしては遅い時間━━23時過ぎだった。
返信はあえて翌朝にした
夜は感情的になりやすい、と聞く。きっと彼も、いまは感情が昂っているのだろう。その夜はあえて既読スルーしよう。不安や心配なときはとりあえず寝てしまえ。それが私の流儀(笑)。
子供の頃、姉とケンカしたときも、とりあえず寝て、翌朝になると「昨日はごめんなさい」とすぐ仲直りした我が家。だから、ジェントルさんからのメッセージはひと晩寝かせ、翌朝に返信をした。
アサミ「おはようございます! いいお天気ですね」
何事もなかったかのように、フツーに始めた。
アサミ「いろいろ考えてくださって、正直なお気持ちをありがとうございます。そんな狭間でも、大丈夫です。私はジェントルさんにお会いできないことがさみしい……なんてこと言ったら、困らせてしまいますよね」
つとめて明るく、会いたいことはちゃんと伝えて。
アサミ「でも今日はただ、顔を見るだけでいいんです。体調が悪くなったらおとなしく帰ります」
負担をかけたくない気持ちも書き添えた。
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