【40代編集長の婚活記#168】「安心感」は 運命⁉ 失恋の直後に出会ったバツイチ男性
「共通の知人」がいたとしても
『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』
あ、でも共通の知人がたくさんいたのに、アッサリと手のひらを返されたことがあったな。
婚活を始めるよりずっと前の、30代のときに付き合った相手、シンユウくん。同僚を介して知り合ったし、共通の知人はそれこそ10人以上いたけれど、そんなことはおかまいなしに彼は突然に態度を変えてきた。
共通の知人が何人いようと、失礼なことをする人はいるんだよな……。
あぁ、またひとつの人間不信がある。共通の知人がいても、必ずしも安心できないって。
何より「自分」が信用できない
信じられないのは他人だけじゃない。私が感じる「安心感」というのも信用できない。
安心感は、ジェントルさんにもいだいていたつもりだった。
最初はちょっと警戒していた私の気持ちをゆっくりほぐすように、少しずつ距離を近づけてくれた彼。付き合い始めるまで約4カ月、だんだんとお互いを知っていった。強引じゃないそのプロセスに、慎重な性格さを感じた。
男性不信だった私でも心を許せる人だと思ったから、ジェントルさんとお付き合いを始めた。恋愛がうまくいかなくなるときだってお互いの話に耳を傾ける関係性だと思ったのに……。
「安心感」はアテにならない
ジェントルさんと別れ話をしていた最後、彼の言葉がまだ耳に残っている。
「アサミさんには……子供がいないから、わからないと思いますが」
「だからもう無理なんです!」
こんな風に、バッサリと言われるとは思わなかった。それまでのやさしい口調から、あんな一方的な言葉が出てくるとは思わなかった。安心できると思った相手が安心できなかった。
と考えると、やっぱり私は自分の感覚が信用できないんだな……。以前も書いたことあるけど、人間の心だって保険みたいに安心特約とかつけられないのかなぁ。
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