断捨離がお小遣い稼ぎに!○○して控除、ペットボトルを○○…4つの知られざる知恵

「ステイホーム」が合言葉になり、仕事も飲み会も在宅で、という人も多いのではないでしょうか。

気持ちのよい季節になってきましたが、外出自粛で退屈してしまいそうですね。

こんな時は、自宅でじっくり腰を据えて断捨離はいかがでしょうか。

今回は、身のまわりが片付いて、さらにおトクにもなる整理法についてお伝えします。

 

■なぜかたまりやすい3大アイテム「食器・服・本」

気になってはいても、外出が多いとなかなか手が付けられないのが、身のまわりの整理です。断捨離をすれば、いつも以上に長く自宅にいる時間を有効利用でき、運動不足の解消にもなります。

 

天気のいい日に窓を開けて作業したら、きっと気持ちも晴れ晴れとするでしょう。

 

「片付けなくては…」と思っているアイテムは人それぞれにあると思います。

 

きれいなモノや便利なモノ、役に立つモノは次々とあらわれ、気が付くと部屋の中がモノであふれてしまいます。

 

私のFPとしてのリサーチの経験上、たまりやすいのは、食器、服、本が多いようです。

 

■不用品のスペースにも家賃・税金が発生しています!

「最近、使ってない…」と思うものは、今後も使わない可能性が高く、処分する第一候補です。使用頻度は少なくても、イベントの時に使う食器や、礼服の類はとっておかなくてはなりませんが、普段使いのモノなら迷わなくもいいのでは。

 

食器は自分で買うほかに、引き出物などでいただくことも多いため、どの家庭でもたまりやすいモノになっています。頂き物は素敵なデザインが多く、捨てるのも忍びないものの、趣味でなければ使う機会も少ないもの。

 

いつも使うものを使いやすい場所に収納し、あとは収納場所にあわせて取捨選択をしていきましょう。食器は重く、割れると危険です。多すぎる食器は、安全のためにも整理をおすすめします。

 

服や靴、バッグ、アクセサリーもたまりやすいモノです。どれも気に入って買ったものですから、「最近身に着けてないな…」と思っても、また使うかも、と思うと決心がなかなかつかないかもしれません。

 

しかし、置いておく場所もタダではありません。賃貸住宅なら家賃がかかり、持ち家なら購入費用と固定資産税がかかっています。

 

不用品のために場所を使う、場所にはお金がかかる、と考えると早く処分すべきと思えるのではないでしょうか。

 

そんな時、最も手っ取り早い方法は、ゴミとして収集日に出してしまうことです。手間はほとんどかからず、不燃物と可燃物に分けるくらい。捨ててしまえば部屋はスッキリして、場所代の有効活用ができます。

 

知恵1■意外に知らない!「捨てるも同然」の資源回収でトクするには

とは言え、せめて古紙や古布などは分けて資源回収にしたいと思う人もいるでしょう。

 

ゴミとして出してしまえばそれっきりですが、古紙、古布は再利用されます。ガラス瓶やペットボトル、空き缶もそうですね。自治体によって回収する品目や、回収日など異なりますので、自治体からのお知らせや、ホームページを確認しておくとムダがありません。

 

ただ、自治体の資源回収では自分がトクになることはほとんどありません。せっかくならもうひと手間かけてみてはいかがでしょうか。

 

洋服の青山、KONAKAでは、スーツなどの下取りをしています。

 

洋服の青山では10%オフクーポンが、KONAKAではレディス商品下取りで20%オフクーポンがもらえます。下取り対象商品など詳しくは、各ウェブサイトなどで確認してから持ち込みましょう。

 

H&M、Right-on、無印良品でも同様のリサイクルがあります。店舗で使えるクーポンなどがもらえるので、よく利用するお店であればとてもおトクです。

 

また、ペットボトルや古紙は、ポイントにすることもできます。

 

イトーヨーカドーやセブンイレブンに設置されているペットボトル回収機でリサイクルすると、ペットボトル1本で2RP(リサイクルポイント)がもらえて、500RPためると50nanacoポイントと交換できます。1nanacoポイントは1円として使えますから、ペットボトル5本で1円の計算です。

 

イトーヨーカドーでは古紙も回収していて、1㎏で10RP(=1円分)です。1㎏の目安は新聞で約3日分、週刊誌で約1.5冊分、文庫本で約7冊分。買物ついでに利用できる分量ですね。

 

イオンでも同様にWAONポイントがたまります。イオンでは、ペットボトル5本で1WAON、古紙1㎏で1WAONです。

 

イトーヨーカドー、セブンイレブン、イオンは、回収機が設置されている店舗が対象です。地元のスーパーやドラッグストアでも、同様のサービスをしているところがあるかもしれません。外出自粛でも、食材と日用品の買物はできますから、散歩がてらチェックして回ってもいいでしょう。

 

知恵2■フリマで「経費」が申告できる可能性もある

さて、洋服についてですが、まだ着られる状態であれば古布として処分するのはもったいないですね。

 

出品には、商品画像の撮影や、商品説明の文章作り、落札されたら連絡をとって発送するなど手間がかかりますが、古布としてリサイクルするよりもっと高額で売れるのではないでしょうか。

 

洋服の他にも、売れそうなアイテムがあればぜひ利用してみるといいですね。

 

フリマサイトは数多くありますので、まずはどのフリマサイトにするか選びましょう。ヘビーユーザーはフリマサイトを使い分け、出品商品や価格設定などを戦略的に決めているようですが、初心者には高難度だと思います。

 

まずは自分が購入者として利用したフリマサイトの利用から検討すると、取引の全体的なイメージがつかめます。

 

ヤフオク、ラクマ、メルカリなど、メジャーなフリマサイトは初心者でも出品しやすいシステムです。

 

順調に売れると、いいお小遣い稼ぎになりますが、収入になった金額によっては所得税がかかるかもしれない、と心配になるかもしれませんね。

 

しかし、結論から言って所得税がかかることはほとんどの場合ないと言ってよいでしょう。

 

なぜなら、衣類、食器、調理器具など生活に必要なモノを売っても課税対象外だからです。ですから、自分では着なくなった洋服や、使わなくなった食器などをフリマサイトで売っても税金はかかりません。

 

ただし、転売などを繰り返し、営利目的と判断される場合、給与所得者なら年間20万円以上の所得があれば確定申告が必要になります。

 

所得とは、フリマサイトでの収入から、送料や梱包資材、手数料などを差し引いた利益のことです。一般的な断捨離なら問題ありませんが、念のため、かかった経費や売れた価格などはしっかり記録しておきましょう。

 

税金がかからなくても、今後の出品に役立ちます。

 

知恵3■ブランドもの、本は買い取りサービスがトク

フリマサイトも楽しいのですが、ブランドものの服や小物、食器、本などは業者の買い取りサービスが便利です。ウェブサイトから申し込むと、段ボール箱が送られてきて、詰めたら集荷を依頼する、という流れになっていることが多いようです。

 

送った後、買い取り見積もり額の連絡があり、金額などによっては買い取りをキャンセルすることもできる業者だと安心です。

 

本は、まとまると重いので資源回収などに出すのも一苦労。玄関スペースで箱詰めにして、宅配業者に集荷してもらえると大変便利です。

 

腰や腕をいためる心配もなく部屋が片付いて、買い取り分の収入も得られる、一石二鳥の方法です。

 

知恵4■寄付をして、自分もトクする寄付金控除

さて、最後に紹介するのは、寄付をするという方法です。

 

不用品で収入になるとはいえ、買い取りやフリマでは購入価格の半額以下、ということも珍しくありません。思い入れのある品物であれば、そのような金額で売るよりも、本当に欲しいと思ってくれる人の役に立てたい、と思うこともあるでしょう。

 

そんな場合には、ぜひ、寄付をしてください。

 

物品の寄付は各団体で募っています。その中に、寄付したモノの金額によって寄付金控除が利用できるところがあります。

 

「認定NPO法人難民支援協会」では、本・DVD・CDの寄付を受け付けています。5冊以上なら送料無料で集荷してもらえ、買い取り金額は難民支援協会への寄付になります。

 

寄付は寄付金控除の対象になり、確定申告用の領収証は1月~12月分を合算して翌年1月までに届きます。

 

「FCP(ファッションチャリティプロジェクト)」では、ウェブページのブランドリストのアイテムが対象になります。リストになくても、中古市場で値段のつく商品の場合はリストに追加される場合もあるので、捨てるつもりなら送ってみてもいいと思います。

 

売り上げは、難民・紛争地・災害の支援をしているピースウィンズ・ジャパン、犬の殺処分ゼロへチャレンジをするピースワンコ・ジャパン、ひとり親家庭の子どもを貧困から救い、未来を支えるフローレンスなどのNPO活動の支援に使われます。

 

幅広いアイテムを扱っているのは「お宝エイド」です。食器、アクセサリー、酒類などを受け付けています。「お買取り屋さん」のお宝エイドでは、通常の買い取り価格より10%上乗せされた金額が「認定NPO法人育て上げネット」に寄付されます。

 

育て上げネットは、若者の就労支援をしている団体です。領収証は確定申告の時期に送られてきます。

 

寄付を利用すれば、部屋の片づけにもなり、誰かのためにもなります。そのうえ寄付金控除で節税にもなるので一石三鳥ですね。

 

この機会に、支援したい団体を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

タケイ啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録FPパートナー

 

 

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