40代が気になる白髪の悩み。実は「冷え」が原因かも!
鏡を見るたびに「あれ?20代のころはこんなじゃなかった!」となることが増える40代。白髪や薄毛、肌のたるみ、乾燥など、その原因は体の『冷え』にあるかもしれません。さらに「目の疲れがひどい」「便秘がなかなか治らない」など、病気とまではいかない体の不調も「冷え」に由来していることもあるのだとか。冷えをとる温活を行えば、大人女性が気になる不調が解消する可能性大です。
アラフォー以上の女性が気になるその不調、冷えが引き起こしている
[便秘]
便秘はお腹が張ってつらいだけでなく、肌荒れなども伴って悩みのタネです。体の中心部が冷え、内臓の機能低下が起こり、腸のぜん動運動などがうまくいかないことと、血流が悪いため、腸内が冷え、腸内環境が乱れることの両方が原因に。まずはお腹を温めてみましょう。やさしくマッサージして自然に温度を上げるのもおすすめ。
お腹の皮下脂肪や内臓脂肪が多く、脂肪によって胃腸が冷やされていることが原因の場合もあり。
[眼精疲労]
目の疲れがひどく、肩こりや頭痛、自律神経失調症などを起こすのが眼精疲労。一見冷えに関係がないように思われますが、目の疲れは周囲の筋肉の疲労と、血行不良によるもの。焦点を合わせようと筋肉が酷使され、収縮によって血管が圧迫されて血流まで妨げられていることが原因のほとんど。目の周囲を温めて症状が改善するならば、目が冷えている証拠なので、蒸しタオルやほっとアイマスクでじっくりと温めてみて。全身も温まってくるのを感じられます。
[しみ・しわ・乾燥]
冷えによって代謝が落ちると肌組織がうまく作り変えられないという状態に。つまり肌のターンオーバーができないことがしみの原因。しわや乾燥も同様。紫外線や外気の乾燥などによる皮膚ならではのダメージもありますが、全身の冷えによる血流不足で衰えていると考えるほうが自然です。温活で内臓や筋肉や活性化すれば、皮膚も再び若々しくなる可能性あり。
[たるみ]
大人になるとどうしてもフェイスラインを支える筋肉の力が弱くなります。冷えによるリンパ液の滞りで顔がむくんだ状態が続くと、皮膚や筋肉に重みがかかり、「下がる」状態をつくることに。一度伸びてしまった筋肉や皮膚を元に戻すのは大変。とにかく顔をむくkませないためには、温めがとても重要。蒸しタオルで顔全体や目のまわりを温める顔の温活が有効です。末端や体幹部を温めれば、血液やリンパ液の流れがよくなるので、顔の温めにもつながります。さらに、運動で首や肩の筋肉を鍛えると顔を支える力もつきます。
[薄毛、白髪]
冷えは血液の流れを悪くし、供給不足や停滞を起こす最大の原因なので、冷えで頭皮が血行不良になることで、抜け毛や薄毛、白髪になることが。冷えをとることで、頭皮に十分に血液が行き渡れば、新しく生えてくる髪に「血(=東洋医学で血めぐりのこと)」を補うことができ、黒髪に戻せる可能性があります。髪のトラブルには、まず冷えている部分を温め、体を温める食べ物を摂ることが大切。頭皮の血行をよくするために地肌をマッサージしたり、頭頂部にある「百会」と髪や肌にも効果のあるツボを刺激するのもおすすめです。
大人女性のための冷えとりがこれ一冊で!
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『体の不調を自分で治す温活のコツ』
監修:川嶋朗
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主なコンテンツ
■不調を治す冷えのとり方 いま、おすすめの温活術
・温める場所と温め方のポイント
・冷えとり8つの方法
・温活でおいしい薬膳鍋
■免疫力を上げる!冷えない体をつくる温活習慣
・太っていると体は冷える!筋肉こそ温活のポイント
・簡単筋トレで温め体質づくり
・押して温活、もんで冷えとり 他
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