ひとに言えない40代の「薄毛」はどうすればいい?【髪トレ#4】

毛髪関連企業の最新調査によると、40代以降の女性の髪の悩みの大半が、白髪、パサつく、うねる、分け目が薄くなる、ボリュームが減るなど、「加齢による髪の変化=劣化」です。

 

残りの人生半分を、豊かで健康的で美しい髪をもち、パーマやカラーも好きに楽しむには、髪や頭皮を鍛え、底上げされた状態を維持できるように、髪を鍛えることが重要です。

 

『髪トレ もうケアはいらない 美髪の法則』(余慶尚美・著 主婦の友社・刊 1,300円+税)から、いつでも簡単にできるシンプルな方法で、美髪をかなえる方法を抜粋し、お教えします。考案はヘアケアスペシャリストの余慶尚美さん。50才には見えない美髪にも注目。

 

今回は年齢が上がるにつれて悩む人が増える「薄毛」です。

 

1人で悩まないで。薄毛も自分で対策もできることがあります

 

薄毛が起こるのは

女性ホルモンが低下し、

男性ホルモンが今までより

優位になるから。

ホルモンのバランスをととのえ

早急に土台作りを。

 

男性はM字、U字など、顔まわりの生え際が薄くなりやすいですが、女性の場合は頭頂部を中心に、広い範囲で薄くなるのが特徴です。

 

年齢的には40代後半ごろから、薄毛や脱毛の悩みがふえてきます。

 

この「40代後半ごろ」というのは、ちょうど女性ホルモンが減少する時期。

 

女性も男性ホルモンは分泌されているので、加齢により女性ホルモンの減少することで、相対的に男性ホルモンの影響を受けやすくなり、髪が抜けやすく、全体的に薄くなるようになります。

 

薄毛の原因は年齢だけではありません。食生活やライフスタイルが乱れていると、ホルモンバランスや自律神経が乱れ、髪に栄養が行き渡りません。

 

体中で、髪に栄養が行くのは最後の最後。栄養が足りないと髪も抜けますし、抜けずとも白髪になったり、パサつきや切れ毛の原因にもなります。本書に掲載の髪トレで、早急に頭皮と髪の底上げをしましょう。

 

とくに女性ホルモンが低下する40代後半からは、全身のケアも含めて、サプリなどを頼るのもいいですね!

 

また、髪を引っ張ってひとつにまとめるヘアスタイルを日常的にしていると、頭皮に負担をかけ、薄毛、脱毛の原因となりますので気をつけましょう。

 

とくにつむじまわりは、地肌があらわになっている分、紫外線や乾燥といった外的刺激によって頭皮にダメージを受けやすい部位です。

 

定期的に分け目を変えたり、日焼け止めスプレーや帽子などで紫外線対策をするなど、意識して行うと違ってきます。

 

薄毛に対して育毛剤を使うのもおすすめなのですが、商品選びについては注意点が。男性用は男性ホルモンに作用し、女性用は女性ホルモンにアプローチしますので、効能が異なります。商品は「女性用」のものを選んでくださいね。

 

 

『髪トレ もうケアはいらない 美髪の法則』(余慶尚美・著 主婦の友社・刊 1,300円+税)

これから生えてくる髪をすこやかに育てることをめざす髪のトレーニング「髪トレ」。シャンプー法やドライヤーの正しいかけ方、美髪を育む食材などを紹介するほか、悩み別対処法、ヘアスタイルのアレンジ法などを伝えます。

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