【40代編集長の婚活記#234】恋愛がいつも「フラれて別れる」結末になった理由
彼らの対談のテーマは?
記事は、主に「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に関する内容だった。いまビジネスシーンでは重要キーワードになっているもののひとつ。私も2020年から会社で何度となくこの言葉を耳にしている。
デジタルトランスフォーメーションとは、スウェーデンのウメオ大学の教授、エリック・ストルターマン氏が2004年に提唱した概念のこと。「デジタル技術が浸透することで人間の生活のあらゆる面で引き起こす、あるいは良い影響を与える変化」を指すのだとか。広義では、社会全体の変化を捉えている言葉。
ビジネスシーンで使われる場合には、主にデジタル社会の変化に対応した企業がAIやIoT、ビッグデータなどのデジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務を変革し競争上の優位性を確立するという、抜本的な取り組みとして用いられている。
その記事は、2019年に公開
キャットさんとITさんは、デジタルトランスフォーメーションすることがこれからの社会において重要だという話をしているのだが、それは2020年のコロナ禍の状況になっての記事ではなく、公開時期は2019年1月。つまり、日本で新型コロナウイルスが報道されるようになった1年前のもの。
対談当時のキャットさんとITさんは、コロナ禍になって多くの企業がリモートワークを採用するようになった2020年以降のことなど、当然ながら知る由もない。でも彼らは2019年1月の時点で、多くのビジネスはオンラインででき、それによって場所や時間からの拘束から解放され、人間はもっと自分らしく生きることができる……みたいな話をしている。
なんか、すごいなぁ……!
なんだろう、先見の明があるって感じ? キャットさんもITさんも、すごいなぁ……。
ITさんと初めて仕事を通じて出会ったのは、確か2018年のこと。当時から、オフィスにはたまにしか行かないって言ってた。東京に家はあるけれど地方にも家があって、二拠点生活していると。IT業界だけに多くの業務がオンラインなので、どこに住んでも仕事ができると話していた。
IT「アサミさんはWEBメディアの編集だから、仕事のほとんどはオンラインでできるでしょう? どこに住んでも仕事できますよ」
アサミ「そう思うんですけどね。原稿を書くとか、ライターさんからの原稿をチェックするとかは家でできますし。でも、会議とか経理業務とか印鑑押すとかで出社しないといけなかったりするし、そもそも在宅勤務が許されてなんですよ」
IT「会議なんてオンラインでできますよ。移動するだけ時間の浪費じゃないですか」
アサミ「私もそう思うんですけどね。会社の規定があって」
そんなことを2018年の頃にしていた。もちろん、2020年のコロナ禍によって、我が社も在宅勤務推奨になったけれど。
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