
「きゃくいん」ではない!「客員」の正しい読み方、知っていますか?3大間違い日本語
読めそうで読めていない、日本語の読み間違いクイズです。
(編集部より)45~55歳の女性の皆様、ぜひ「この1年の不調」についてアンケートにご協力ください。
>>>こちらから
■第1問:「客員」の本来の読み方、知っていますか?
「きゃくいん」と読んだ人も多いのではないでしょうか。「きゃくいん」は決して間違いというわけではありませんが、本来の読み方は別にあります。近年では、本来の読み方が間違っていると捉える人も多いそうですが・・・。
なお、意味は
団体や組織で、正式の構成員ではなく、客分として遇されている人
引用元:小学館 デジタル大辞泉
です。
正解はこちら!
「かくいん」です。
本来は「〇〇大学“客員教授”」と表記された場合には「かくいんきょうじゅ」と読むべきところなのですが、近年では「きゃくいん」という読みが許容されているため、「きゃくいんきょうじゅ」という読みの方が一般的に感じられるかもしれません。
出典>>きゃくいん?かくいん?「客員」の正しい読み方、知っていますか?
■第2問:「役務」の読み方、知っていますか?
「役務」という字をはじめて見たとき、私は迷うことなく「やくむ」と口にしてしまいましたが、「やくむ」は「役務」の正しい読み方ではありません。「役」にはもう一つ、よく使われている音読みがあります。
正解は…
「えきむ」です。
「役務」とは
公的な仕事。また、他の人のために行う労働。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「役」という漢字には
- 音読み ヤク・エキ
- 訓読み (常用漢字表外)つとめ・いくさ
の読みがありますが、「ヤク」も「エキ」も同じくらい読まれている印象があるため、どっちで読んだらいいか迷いやすい漢字の代表例なのではないでしょうか。
出典>>「やくむ」ではありませんよ!「役務」の正しい読み方、知っていますか?
■第2問:「更迭」の正しい読み方、知っていますか?
「こうそう」と読んだ人も少なくないのではないでしょうか。確かに「更迭」の「迭」の部分を「そう」と読みたくなる気持ちもわかりますが、「こうそう」は間違いです。「こうそう」と間違える人も少なくありませんが、「そう」と読むことができる「送」と「更迭」の「迭」は全く別の漢字です。
正解はこちら!
正解は「こうてつ」です。
「迭(てつ)」には、
かわる。かわるがわる。たがいに。入れかわる。
引用元:迭|漢字一字|漢字ペディア
という意味があり、「こうそう」と間違いがちな「送(そう)」がもつ
おくる。 ①人を見おくる。見おくり。 ②おくりとどける。
引用元:送|漢字一字|漢字ペディア
という意味とは異なります。
★意味も間違いやすいので注意!
なお「更迭」の意味は次のうち、どちらだと思いますか?
- 辞めさせる
- 役目を変える
先で紹介した「迭(てつ)」の意味から考えると、答えが分かるのではないでしょうか。
正解は「2.役目を変える」です。
ある地位・役目にある人を他の人と代えること。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
という意味があります。例文には「大臣を更迭する」などが挙げられます。
地位や役職を他の人と変えることに用いられる言葉なので、日常的に使う機会はあまりないかもしれません。とはいえ、「『おくる』意味をもつ『送』と『更迭』の『迭』は違う漢字」と覚えておくだけでも、読み間違える頻度は少なくなるはずです。
ぜひとも覚えておいてくださいね。
参考文献:瀬崎圭二監修, 『正しい日本語どっち? 500』, 平成28年5月20日, 株式会社 彩図社
出典>>「こうそう」ではありませんよ!「更迭」の正しい読み方、知っていますか?
■(編集部より)45~55歳の女性の皆様、
ぜひ「この1年の不調」についてアンケートにご協力ください。
>>>こちらから
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 運動嫌いだった56才、ゆがみを整えたら「ネガティブな性格」を卒業できた。「離婚から立ち直り、推し活も始めました」【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?