【40代編集長の婚活記#237】SNSの彼の「ナゾ」を知りたい! 40代独女が取った行動とは…?
どうやって彼の話を聞こう?
ITさんに会うアポイントが取れたのはよかったのだけれど、連絡を取ろうとしていたきっかけは、キャットさんのことを知りたいがゆえ。とはいっても、いきなりITさんにキャットさんのことを質問するわけにもいかない。
話の展開をどう持っていこう?
まずは会社を引っ越した話から、トンカツの話へいって、WEB業界の話をして……。
一番聞きたいことにたどり着くまでの会話のシミュレーションを自分なりに組み立ててみた。ちょっと強引だし、賭けでもあるけど……これしかないか!
ITさんと会うことに
翌週になり、ITさんがオフィスへきた。会うのは1年半ぶりくらいだろうか。
アサミ「お久しぶりです。わざわざお越しいただきありがとうございます」
IT「いえいえ、こちらこそ。このビルに入られたんですね。いつからですか?」
アサミ「去年の夏からです。在宅勤務も増えたので、出社するのは週2日くらいですけど」
会議室へと案内し、ひとしきり目黒界隈の飲食店の話で盛り上がった。ITさんが以前から担当している企業が目黒にあるとのことで、月に2回くらいは来るため、目黒のランチ情報にとても詳しかった。
IT「白金寄りの台湾料理のお店は、本格的で美味しいし、数量限定でワンコインランチもあるから超オススメですよ」
など、私が知らないことをいろいろ教えてもらった。
話題をお仕事に変えて
そして話題はWEB業界のことに。コロナ禍になってのWEBメディアの変化、読まれる記事のトレンド、最先端のSNS、働き方の変化などについて情報交換した。
アサミ「そういえば、ITさんはコロナ禍になる以前から『オフィスなんていらない』的なことをおっしゃっていましたよね。何かで読みましたよ」
IT「そうそう。実際に僕、自分の会社には月1も行ってないですよ、この5年くらい」
アサミ「世の中全体がITさんが言っていた通りになってるじゃないですか」
IT「そうなんですよ」
アサミ「以前から二拠点生活してるっておっしゃってましたけど、コロナ禍になってワーケーションとか、そういう動きもありますしね」
IT「時代が僕に追いついてきた? なんて言うのはおこがましいですけど。あ、二拠点生活の話ってアサミさんにしたことありましたっけ?」
アサミ「聞いたっていうか、そうそう、この記事をたまたま読んで」
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