【40代編集部長の婚活記#259】元カレから復縁をせまられ、40代独女が出した答えは?

2021.07.21 LOVE

その人に合った体型でいい

ジッと私の頭からつま先までを見回す。

ジェントル「1kgやせたってことは……いま、◯kg(←自主規制)くらいでしょ?」

アサミ「え」

まさかのズバリの体重を言われて驚く。彼にリアルな体重を教えたことはないのに! なんて鋭い!!

ジェントル「当たった?」

誤差すらない正確な数字すぎて驚く。

アサミ「なんでわかるの?」

ジェントル「そばで見ていればだいたいわかりますよ。仕事でプロダクトデザインをやっているから、モノの形で重さを類推したりするからね」

アサミ「恥ずかしい!」

 

美しさの価値基準

ジェントル「アサミさんはあと1~2kg太っていいかな。そのくらいなら洋服もキツくならないでしょ」

アサミ「まぁ、だいたい大丈夫ですけど……お腹はけっこう苦しくなりますよ」

ジェントル「女性は二の腕、お腹、お尻を細くしたい、やせたいって言う人が多いですけど、そこにお肉がついているのが健康の象徴だし、美しいのに。男性にはない曲線美なんですから」

アサミ「確かに」

ジェントル「やせていることが美しいんじゃないんです。本質的な美の価値基準って、健康的だったり、その人に合っていることなんじゃないかな」

彼の言葉は、少なからず体型にコンプレックスをいだいていた私に、ちょっとだけ自信を持たせてくれた。プニプニしているお腹も彼がいいと言ってくれるなら、これはこれでいいかとちょっとだけ思わなくもなかった。

 

一緒にいて学びがある

海外生活が長いからだろうか。彼の価値観は、日本にずっと住んでいる私とはちょっと違うと思った。一緒にいると学びが多い。だからこそ彼が好きだし、尊敬できる部分でもあった。

ジェントル「このお店はね、デザートも美味しいんです」

アサミ「あら!」

ジェントル「今日はデザート食べるよね?」

アサミ「はい。再会のお祝いに」

ジェントル「何がいい? 選んで」

そう言って、店員さんにデザートメニューを持ってくるようお願いした。

 

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