【40代編集部長の婚活記#260】別れても好きな人と「復縁」したことありますか?
タクシーで帰宅する途中
タクシーに乗り、まずは私の自宅へと向かう。後部座席に並んで座りながら、彼はずっと私の手を握っていた。
ジェントル「聞いてもいい?」
アサミ「なぁに?」
ジェントル「僕と会わなかった間、婚活はどうしてたの?」
なるほど。いちおう私の婚活の行方を気にしてくれていたのかしら。
アサミ「正直にいいますね」
すべてを包み隠さず話すことにした。それが、彼を大切に思っている証だと感じたから。
別れている間の婚活状況
アサミ「知り合いに紹介された男性と会ったりはしました」
知人のY嬢に「ふろふき大根食べにきませんか?」と誘われて出会ったゲームさんのことだ。(詳細はコチラ【40代編集長の婚活記#162】47歳で恋人に「フラれた独女」の本音とは?)
ジェントル「お付き合いしたの?」
アサミ「付き合ってはないです。何人かと食事したくらいで」
ジェントル「どんな人だったの?」
アサミ「面白くていい人でしたけど」
ジェントル「その人といまは?」
アサミ「全然。会ってもいないし、連絡も取ってないです」
キッパリと言った。全然、何の進展もしなかったから安心して!
ジェントル「なんでその人はダメだったの?」
出会った男性を気にしてるの?
意外に深堀りしてきた。少しはジェラシーとか感じてくれてるの?
アサミ「彼がダメだったというより……。私がダメだったんです」
ジェントル「どういうこと?」
アサミ「あなたのことを忘れられなかったから」
彼の目を真っ直ぐに見つめながら言った。実際それは本当だったし。【40代編集長の婚活記#176】結婚できない40女が「やめる」と決めたこと ゲームさんに対して中途半端な気持ちで対応してしまったのは、失礼だったと反省している。
ジェントル「ありがとう」
そう言って、私をギュッと抱きしめた。ジェントルさんのにおいに包まれる。さわやかで落ち着く。やっぱり彼のにおいが好きだな。ずっとこのにおいに包まれていたい、そんな気持ちになった。
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