抹茶のプロがたてる「本気の抹茶ラテ」レシピおいしい3つの秘密

2017.04.17 FOOD

突然ですが、サントリーのペットボトル入りお茶「伊右衛門」がリニューアルしたのにお気づきですか? 手元に古いバージョンがあったらぜひ飲み比べてください。以前に増して緑茶の複雑なおいしさがアップしています。それもそのはず、新ボトルは「伊右衛門史上最大の一番茶使用量」なのだそうです。

さて、伊右衛門という名前、その由来をご存知でしょうか。CMでも耳にする京都の老舗茶舗、「福寿園」は、実は寛政2年(1790)に福井伊右衛門氏によって創業されたのです。今年で227年目を迎えたこの福寿園の極上抹茶を使った、春先に爽やかに楽しむ「本気の抹茶ラテ」を教わりました。

 

さっそく、抹茶ラテの作り方を!

■材料(1人分)■※分量は筆者のカンを含む
氷 適量
アーモンドミルク、牛乳 合わせてグラス6割の量
ガムシロップ 1つ
抹茶 小さじ3~4
湯 70ml
氷(冷却用)適量

 

1・ベースを用意する。グラスに氷を入れ、アーモンドミルク1:牛乳をグラスの6割まで注ぐ。好みにより、どちらかだけでもOK。

2・ガムシロップを好みの甘さまで注ぎ、よくかき混ぜる。ベースの比重が変わることで、のちに注ぐ抹茶との間にキレイな2層ができる。

3・福寿園の抹茶をふんだんに使い、抹茶をたてる。抹茶小さじ3~4杯を椀に入れ、80~85度の湯を70mlほど注いでよく溶かす。抹茶は「多いかな」と感じるくらいに贅沢に使うのがポイント。

4・氷をあてた1のグラスに3の抹茶をゆっくりたらし、きれいな2層を作って完成。

 

作り方の3ポイントは!

・甘みとさっぱり感を出すにはアーモンドミルクと牛乳のミックスがベスト

・ガムシロップは先にミルクに混ぜておく

・抹茶は多すぎるかなというくらいにふんだんに使い、香りとコク両方を出す

この講座は、伊右衛門の発売を記念して、京都・三条烏丸の「伊右衛門サロン」で開催されました。新しい伊右衛門のポイントも3つ!「色」「香り」そして「味」。

まず、色。美しく鮮やかなグリーンのために、火入れの弱い茶葉を使用。美しいグリーンの水色を引き出します。

次に、香り。お茶には香ばしい香りの「火香」と、さわやかな香りの「⻘香」の2種類があることは知られていますが、新しい伊右衛門は一番茶が多く含む清々しくさわやかな香気成分に注目。従来品の約3倍の香気量を実現しました。

そして、味。旨み成分を多く含む「旨みアミノ酸」、清々しい渋みを引き出す「遊離カテキン」に着目し、それらの成分を多く含む茶葉を選定しました。また、「コク」と「余韻」のために、茶葉を微粉に加工する技術を進化させ、従来の抹茶微粒子に加えて煎茶粒子も追加。

……こんな難しい説明をフムフムと聞かなくても、いますぐコンビニに行って1本飲んでみれば、全部わかります! 今日のランチのお供にぜひ1本!

伊右衛門公式サイト http://www.suntory.co.jp/softdrink/iyemon/green_tea/index.html

 

 

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