【40代編集部長の婚活記#261】復縁したのに!?「これが最後」と言った彼の真意とは
引っ越すなんて聞いてないけど
ここから引っ越しちゃうんだ……。ちょっとさみしい気持ちがした。この部屋はジェントルさんとの思い出がつまった場所でもある。でもまぁ、これから新しいお部屋で思い出をつくっていけばいいもんね。
ジェントル「実はね」
ちょっと照れくさそうにフフッと笑う。
アサミ「どこなの? 教えて」
ジェントル「意外とアサミさんの家から近いの。歩いて15分くらいじゃないかな」
アサミ「え、ウソ!」
想像していなかった答えに驚いた。
彼の家が近くなる!
現在の彼の家までは、遠くはないけど電車に乗って約30分ほど。それが歩いて15分くらいの場所に引っ越すの? 歩いて行けるなんて往復しやすいからうれしい!
アサミ「えー!近~い! どの辺?」
ジェントル「地図でいうとね」
スマホの地図アプリを立ち上げる彼。
ジェントル「この場所。近いでしょ?」
本当に私の家から近い場所だった。近くにあるお店にも何度か行っている。
アサミ「そうね。確かに歩いて15分ちょっとかも。え、なんで引っ越すことにしたの?」
彼が引っ越しを決めたワケ
別れている期間に決めたのだろうけど……。引っ越す理由が気になる。
ジェントル「自宅とアトリエが別々の場所って、ちょっと不便だなと前から思ってて」
なるほど。そういえば彼は仕事場として、紀尾井町にアトリエを持っていた。1度だけ行ったことがある。
アサミ「アトリエも引っ越すの?」
ジェントル「うん。自宅とアトリエを兼ねた家にしようと思って。だからここより広くなる」
アサミ「確かに。移動するのも大変だものね」
思い出の場所がなくなってしまうのはちょっとさみしいけど。でも、お互いの家が近くなるのはうれしい! 往復の時間も短くなるし、ちょっとした用事でもすぐ行けるっていいかも。
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