【40代編集部長の婚活記#261】復縁したのに!?「これが最後」と言った彼の真意とは

2021.08.04 LOVE

引っ越すなんて聞いてないけど

ここから引っ越しちゃうんだ……。ちょっとさみしい気持ちがした。この部屋はジェントルさんとの思い出がつまった場所でもある。でもまぁ、これから新しいお部屋で思い出をつくっていけばいいもんね。

ジェントル「実はね」

ちょっと照れくさそうにフフッと笑う。

アサミ「どこなの? 教えて」

ジェントル「意外とアサミさんの家から近いの。歩いて15分くらいじゃないかな」

アサミ「え、ウソ!」

想像していなかった答えに驚いた。

 

彼の家が近くなる!

現在の彼の家までは、遠くはないけど電車に乗って約30分ほど。それが歩いて15分くらいの場所に引っ越すの? 歩いて行けるなんて往復しやすいからうれしい!

アサミ「えー!近~い! どの辺?」

ジェントル「地図でいうとね」

スマホの地図アプリを立ち上げる彼。

ジェントル「この場所。近いでしょ?」

本当に私の家から近い場所だった。近くにあるお店にも何度か行っている。

アサミ「そうね。確かに歩いて15分ちょっとかも。え、なんで引っ越すことにしたの?」

 

彼が引っ越しを決めたワケ

別れている期間に決めたのだろうけど……。引っ越す理由が気になる。

ジェントル「自宅とアトリエが別々の場所って、ちょっと不便だなと前から思ってて」

なるほど。そういえば彼は仕事場として、紀尾井町にアトリエを持っていた。1度だけ行ったことがある。

アサミ「アトリエも引っ越すの?」

ジェントル「うん。自宅とアトリエを兼ねた家にしようと思って。だからここより広くなる」

アサミ「確かに。移動するのも大変だものね」

思い出の場所がなくなってしまうのはちょっとさみしいけど。でも、お互いの家が近くなるのはうれしい! 往復の時間も短くなるし、ちょっとした用事でもすぐ行けるっていいかも。

 

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