【40代編集部長の婚活記#261】復縁したのに!?「これが最後」と言った彼の真意とは
そのエリアを選んだ理由は?
アサミ「なんでここにしたの?」
ジェントル「昔、このあたりに住んでたことがあって」
それは以前に聞いたことがあった。彼が結婚していた頃、家族で住んでいたと。もしかしたらニアミスしてたかもね、なんて話もしていた。
アサミ「前に言ってましたね」
ジェントル「知ってる人もいるし、土地勘もあるし。それに…」
アサミ「それに?」
ジェントル「あなたの家から近いから、すぐに来られるでしょ?」
え、私の家から近いことも引っ越し先を決める理由のひとつだったの!?
なんて幸せな言葉!
にっこり微笑みながら、ギュッと彼のそばに引き寄せられた。
ジェントル「引っ越したら、もっと一緒にいられるよね」
なんて幸せなフレーズなんだろう、“一緒に”って。彼を見つめながらこう返事した。
アサミ「はい」
なんかうれしい。別れても他の男性に積極的にアプローチはせず、彼のことを心の奥底で待ってて……よかったな。
アサミ「新しいお家ってどんな感じなの?」
ジェントル「写真、見る?」
アサミ「見たい!」
間取りを説明してくれる彼
スマホを手にとり、家の写真を見せてくれた。
アサミ「ステキ。ホント広そうね」
ざっと見た感じでも部屋数が多い印象だった。
ジェントル「3LDKよ」
あら、一人暮らしなのに広い。1部屋をアトリエとして使うにしても余裕のある間取りだわ。
ジェントル「この部屋はアトリエの荷物を置く予定。完全に仕事場になっちゃう部屋」
そこは一番広そうな部屋だった。いまのアトリエにある作品を置いたりするから、確かに広さは必要ね。
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