【40代編集部長の婚活記#267】復縁して5カ月。突然、彼が切り出したことって……!?
彼の気遣いがうれしい
ジェントル「苦手な食べものって牡蠣くらいだっけ?」
アサミ「過去2回、あたっちゃったからね。覚えててくれてありがとう」
ジェントル「当然のことよ」
食べられないものも事前にちゃんと聞いてくれるし、覚えていてくれる。こういう気遣いもうれしい。
ジェントル「じゃ、土曜日、12時半ね」
アサミ「はい。楽しみにしてます」
予約してくれたのはラグジュアリーなホテル。彼とのデートならどこへ行くのだってうれしいけれど、ステキなホテルでのランチデートは特別感があって、また違ったうれしさがある。
素敵なハイヒールに何を合わせよう?
メッセージを終えたあと、速攻でクローゼットの扉を開けた。プレゼントしてもらった黒いハイヒールに合わせる服を考えるためだ。
ここ最近、おうちデートが続いていたので比較的カジュアルなファッションで会っていた。でもこの週末は「オシャレしてきてね」って言われたわけで。ラグジュアリーなホテルに似合う、ちょっとエレガントで華やかなファッションにしよう。何より、オシャレした彼の隣にいて恥ずかしくないように!
まずハイヒールを出し、服をいくつも引っ張り出し、あーでもないこーでもないとコーディネートを組んでは着替え、組んでは着替えを繰り返すこと45分。
黒の10cmハイヒールに合わせることに決めたのは、黒のノースリーブブラウスにレースのひざ丈スカート、ゴールドのアクセサリー。いつもはロングかミモレ丈スカートが多いけれどひざ丈スカートを選んだのは、彼にプレゼントしてもらった10cmハイヒールをポイントにしたかったから。
10cmハイヒールを履いて…
土曜日、午前中の仕事を終えて待ち合わせのホテルへと向かう。あまり離れていない場所だけれど10cmのハイヒールはちょっと歩きにくいのでタクシーに乗った。
ジェントル「いまどのあたり?」
移動中にメッセージが届いた。
アサミ「あと5分くらいで着きます」
ジェントル「ラウンジで座って待ってるね」
アサミ「はーい」
毎週のように会っていたけれど、外で待ち合わせするのは久しぶり。いつもよりドキドキしていた。プレゼントしてもらったハイヒール。彼にいいって思ってもらえるかな? 10cmヒールだけどカッコよく歩けるかな? コーディネート、頑張りすぎてないかな?
恋人なのに、どう思われるかを気にしている私。気にしすぎかな?
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