DV離婚。シングルマザー生活は毎日が綱渡りで…【オトナ婚/第10話(テイラ編)】
40代以降で結婚した人=オトナ婚の経験者にインタビューするシリーズ第10回目は、52歳で結婚したテイラさんです。
どこで彼と出会ったの?
彼はどんな人?
どうしたら結婚できたの?
などなど、気になるオトナ婚の実態に、ライターのミナト薫(47歳)が迫ります。
4話配信の1話目です。
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「大変だね」その度に歯を食いしばったシンママ時代
東京で会社員として働くテイラさん、現在54歳。華やかなお顔立ちで50代とは思えないほど若々しく見えます。そんなテイラさんは、大学生になる娘さんとの二人暮らしを18年間続けたのち、52歳で今の夫となる男性と結婚しました。
テイラさんは、52歳で再婚するまでずっとシングルマザーだったんですよね?
「はい。前の夫とは娘が1歳の頃に離婚しました。離婚理由はいろいろあったのですが、決定的なものはDVですね。私だけではなく小さい娘にもDVが及ぶ危機を感じたので、すぐに決断しました。それから今までずっとシングルマザーです」
そうだったんですね。離婚後、母娘二人での生活というものはどうでしたか?
「今思うと、毎日が綱渡り状態でした(笑)。一人で働いて娘を育てないといけないわけですから。どうやって過ごしていたのか、今となってはあまり思い出せないくらいです。
シングルマザーというと、周囲から『大変だね』『かわいそう』と言われるんです。相手は私たちのことを思いやっての言葉なんでしょうけど、私はそう言われることがとにかくイヤで。
『大変だね』と言われるたびに『別に大変じゃないよ』といつも反発していました(苦笑)
そうやって強がってはいるものの、現実は、精神的に休まることはなかったですね。例えば、防犯面。女二人暮らしだと、防犯にすごく気を使います。窓が少しガタッと鳴っただけでもとても怖かったし、『何かあった時、私は娘を守ってあげられるのだろうか』といつも思っていました。
そんな感じで、とにかく毎日気を張って過ごしていたように思います」
女だけの生活だと何かと不安は多いですよね。10年前の3.11の時、「非常時に頼れる男性がそばにいたら心強いのにな」と私も思ったものでした。
18年のシンママ時代に頼りにできる人はいなかったのですか?
「子供が小さいうちは、再婚なんて考える余裕はありませんでした。子供が大きくなり、子育ても落ち着き始めた5年前ぐらいに、地元の同級生と付き合うことになったんです。彼は高校の同級生で、バツイチ。お互いバツイチ子持ち同士だったこともあって気が合ったのですが…」
そう話すと顔を曇らせたテイラさん。
その後どんな展開が待ち受けていたのでしょうか?
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