【40代編集部長の婚活記#277】正直、未練…。別れを選んだ40代独女の揺れるココロ
家へ帰る途中に
彼の家から小走りで遠ざかること、約300メートル。信号が赤になって立ち止まった。その瞬間、ブワッと涙があふれてきた。周りに信号待ちをしている人もいるのに……。
急いでハンカチを取り出し涙を拭いたのだけれど、ぬぐってもぬぐってもとめどなく涙があふれてくる。理性でコントロールしようとしてもまったく効かない。まるで壊れた蛇口だ。
お友達と決めたのは私でしょ。落ち着け、自分! 頭の中でそう言い聞かせても、心がそれを受け止めない。理性と感情がぶつかり合っている。すれ違う人が不審に思ったりしないだろうかと気にしながらも、止まらない涙を流しながら家路を急いだ。
涙でぐちゃぐちゃの顔
家についてすぐ、洗面所へ向かった。我ながらヒドイ。涙でぐちゃぐちゃに崩れた化粧を落とし、顔をひたすら洗った。化粧や顔の汚れを洗うことで、泣いている自分の心も洗い流したかったのかもしれない。
洗い終えて鏡を見ると、真っ赤な目をした自分がうつった。涙はもう止まっていた。ちょっとだけ理性が上回ってきたのかもしれない。
アサミ「お友達、か……」
鏡に向かってひとりごとを言った。改めて自分に言い聞かせるように。
何も変わらない朝
朝になった。昨夜は眠れなかったわけでも、涙で枕を濡らしたわけでもなく、目も腫れていない。お腹もすいている。思いのほかごくフツーに朝を迎えた。見える景色も体調も、なんにも変わっていない。変わったのは、ただ恋人がいなくなっただけ。
適当に朝食を作り、食べる。昨日の“別れ”が特にどうってことのない出来事だったみたいに、冷静な自分がいた。こういう冷静さも、彼にとっては「感情がわからなくて気持ち悪い」なのかしら。
いや、別に感情に乏しいわけじゃないのよね。喜んだり、笑ったり、はしゃいだりしているし。泣くことだってあるし。怒りとか不満の感情はあまりアウトプットしないだけのこと。
恋人同士ってそういう負の感情も共有するものなの? 負の感情ってできるだけ言葉にしたくない。その言葉を発している自分がイヤになるから。
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